救援物資 拠出

LIFE
 日光に住む「幾何楽堂」さんは、扉職人であり、建築も手掛ける建築アーチストである。
 
 ちょっと前から建設資材の相談などで親交がある。
 彼の知人が石巻に住んでいて被災したそうで、早速先週救援物資を届け、手伝いに行って来た。
 
 やはりこんな時は、膨大な情報より「生の」声である。
 
 彼のブログに寄れば、今まさに必要としているのは、次の物資であるという。
 
・土嚢袋  下水や浄化槽が詰まったり逆流して、汚物の散乱が酷い。これを真っ先に片付けねば、雨ごとに拡散し、また衛生的にも良くない。
・スコップ そうしたものを詰めたり、土砂を除くスコップが足らない。
・箒やブラシ 掃除用具がない
・自転車 避難所は高台にあるから、町に行くまでの移動距離が長いから必要。
 
ついでに救援に行って避難所に泊るわけにいかないから、テントと寝袋も貸してくれ、という。
 
 何か建材店を営む私に向けたアピールのような気がして、電話を入れる。
「あれ?わかりましたか。期待していたんですよ」
 
 そう期待されたんじゃ応えぬわけにはいかない。
 
 売り物ではあるが、土嚢袋数百枚 スコップ5丁 洗いブラシ10丁 日曜日に届けてきた。
 
 当社の支援物資第一段となった。
 
 遠方の方は義捐金、というのが一般的だろう。それはそれで良いのだが。
 
 明日必要なものを、届けに行く人がいる。と言う場合。こうした具体的な呼びかけは大いに助かる。
 
 私は新品を提供したが、スコップや箒やブラシなど使えるなら何も自宅で使っているもので構わないのだ。自転車だって埃をかぶって使わないもの沢山あるだろう。
 
 幾何楽堂さん前に集まりつつある支援物資。当社のものはまだ袋が掛っているおニュー、である。
 

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