続 竹垣と坪庭 そして地元の石の話

LIFE
 昨日の雨を取り返すべく、社長朝から晩まで現場作業です。
 ですので、また竹垣写真の紹介で本日は終了。

 では、味気ないので、ここでミニ知識コーナー。今市扇状地を形成した大谷川、源は中禅寺湖そして流れ出る華厳の滝です。このほど最奥の日光白根山に加えて男体山も活火山として再認定されたようですが。死火山であっても日光連山はすべて火山生成です。
 南・中央・北アルプスは、フィリピンプレートつまり伊豆半島に押されて盛り上がって形成されたようですが。北方に位置する秩父山塊や、前日光山地も同様の力によって形成されたと思われます。それなんでいろんな岩盤が「めくれ上がって」いろんな岩石層が見られます。火山帯の生成も、その力も作用したのかもしれません。

 そんなわけで、大谷川には、カラフルな石が多いです。子供の頃から当たり前に見てますから、何ともおもわなかったけど。大人になって他所と比べると、川原の石が変化に富んでいることがわかりました。その大谷川の代表的な3種の石が↓都合良く出土しましたので使ってみました。

 「小豆」一番高い主石です。文字通り赤紫色してます。
 その左手と手前右下の青いのが「黒霞」右手の方が色が濃く、文字通り「黒」ですが、下の方の写真を良くみてください。褶曲したメッシュ模様が入っていますね。これを輪切りにして磨くと、オーロラのような素晴らしいベール模様が現れます。それで黒霞。若い地元の石工は知らないかもしれません。今時河原の転石加工したりしませんものね。
 主石の右隣が「御影」。一般的な日本の御影石に比べ、黒雲母が全く入っておらず、写真ではわかりませんが、白い大きな斑点が入っている独特な御影石です。黄色が特徴です。
 
 赤、黄、青 信号みたいでしょ。
 
 

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