遠くへ出かける機会が年4回しかない貴重なこの連休。何が何でもオフにしております。向かう先はやはり一番好きな紅葉の山です。
目的地は特に決めません。出発の日の天気予報で決めます。あの台風のため関東以西は×。せめて日曜日は晴れる場所。で、東北に。今年は思った以上に冷え込みが早く高い山はもう終わっております。ですのでアプローチの簡単で、運動不足でも登れる山として「栗駒山」を選んだのですが・・・・・・。
何時ものように、就業後車を飛ばして入山口で車中泊。日曜日起きてみると雲一つない青空、そして駐車場の周りは綺麗な紅葉。ベストセレクトじゃん。と悦に入るのでした。山頂も見渡せ、この標高差なら2時間半位で登れそう・・・・・・・実はここが落とし穴でした。
東栗駒山を経由する遠回りコースを選び、これが朝日に当たる本山のベストビューでして、これまた大正解。予想通り2時間40分くらいで、山頂に立ったのでした。近隣の名だたる山が全部確認できるピーカン・ド快晴。でも乾杯ビールにしても昼食にも早すぎる午前9時。
反対側の秋田側を覗くと、須川温泉から湯気が・・・・・そして一帯は宮城側より紅葉が綺麗・・・・・・ムラムラとチャレンジしたくなりました。
相棒が「えっ?」と戸惑いの声を発したのは、私が「秋田側に降りるぞ」と言った時でした。
単純計算しても往復10時間のハードな行程になります。
須川温泉に降り立ったのが11時30分。PH2.2という強酸性の温泉は湯量豊富で、源泉から流れ出るお湯の川は、天然の足湯となっておりました。
ま昼間っから温泉につかってビールなど飲んでからまた山に登り返すのも、一日で同じ山に二度登るのも初めての体験。
この山はコースが豊富なので、行き帰り違うルートを使えば、一回の山行が二度美味しい、という思惑もあったのですが・・・。あまり使われていないコースでルート見失い迷う、ということなどもしてしまい。帰り着いたのは午後5時。駐車場にはもう数台しか残っておりませんでした。
疲れました、が、楽しい山行でした。俺まだハードワーク出来んじゃん。
懲りない私です。
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