三重紀行 ⑥ 大杉谷

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結論から先に書いてしまうと・・・・・大杉谷の渓相は素晴らしかった。

見事な滝が連なって次から次へやってくる、狭く深い谷だから必ずしも、絶好の鑑賞地点から見られるわけでない。

自分自身がドローンのように自在に飛べたなら、さぞかし雄大な眺めだったであろう。

日本三大瀑は那智の滝・称名の滝・華厳の滝 らしい。日本中の滝を見たわけではないが、この沢の滝のいくつかはベスト20に入れたいね。

で文字よりもイメージで見ていただこう。

 

 

 

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「光滝」という名は太陽を受けて光って見えるからか・・・・裾が広がっており漢字の字面的に「光」なのかなと思った。

 

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こちらも立派な滝なのだが、レンズの都合だけでなく近すぎて・・・全容がお伝えできない。

 

さて今日も宿泊の話題である。

大杉谷は国立公園ではないが、野営は禁止されている。となれば、道中唯一の宿泊地は「桃の木山の家」という山小屋になる。百年位の歴史があり、宿泊者数キャパは300名ほどある大きい小屋だ。私の場合営業小屋に泊まることは珍しいが、野営禁止だし、昨日の寒い思いを考えると、今日は布団が恋しい、というのも本音だ(^_^;)。

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こうした状況の山小屋では予約なしでも、断られることはない。ただ少々の気がかりは「コロナ」である。

実際は、受付の際、手洗いを求められたが、、、、、、、その他はやっているように見えなかった。強いてあげれば、布団のクリアランスが通常10組並ぶところが8組程度で、若干広めにしているかな???という感じ。

ま常連さんならご存知のように、私コロナ対策に最初から期待していないし・・・全く無頓着に3年生活しているので、今更ビビることはないのだ。

山小屋で布団もありがたいが、もっとありがたいのが冷えたビールが飲めること。

僅か二日ぶりだが、野営道具約15kg背負って二日間山を歩いたあとの一杯は、何事にも代え難い。

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山小屋値段は全く気にしない。もっと高い怪しげな飲み屋さんもあるみたいだからね。

ロング缶が800円だった。街の酒屋では270円位だからね。でもここでは今でも歩荷が物資を荷揚げしているみたいなので当然の値段ですな。3本位協力したかったのだけど、またトイレが近くなっても面倒なので一本とプラス缶チューハイ一本に自重したのだ。

ここの夕食はカレーライスが定番みたい。プラスとんかつ+生野菜。これも贅沢なことです。

50人入る食堂が3回転したからこの日の宿泊客は150名余ということだと思う。

 

↓思わず写真撮る前に食っちまったの図。

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ただ・・・・・これも余計なことだけど

20時頃スタッフの賄い飯を覗くと、とんかつでなくて、鳥から揚げではあったが、あとは客向けとほぼ一緒。つまりスタッフは毎日カレーなんだろうか???GWなんで多めに作ってしまったからか???。気になりましたね。流石に毎日じゃ飽きるだろ?。でもこれが山小屋の掟!?。

 

こう見えてずうずうしい割に神経細かいので、イビキの盛大な御仁がいると眠れないのだが(女の子だと大丈夫だったりする)・・・そうしたこともなく、トイレも一回だけで上々の睡眠をとることができたのだ(昨日の分も取り返した  かも)

つづく

 

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