思い返せば7年前の春。日光市長選挙でした。多選の現職に対して、商工会議所青年部トップであった大嶋氏と、女性市議会議員の平木氏が挑む構造でした。どちらも知り合いでして・・・・・ただ20年以上前から市民運動で知り合いだった平木選対に入って活動することになりました。
結果現職の勝ち。しかし新人二人の得票総数は現職を上回っておりました。
そして4年後、現職が引退し、大嶋氏が再挑戦。今度は大嶋選対に応援参上つかまつりました。他2新人を抑えて当選。それも自民党公認候補に15票差という歴史に残る大激戦でありました。
大嶋氏の叔父さんは元県議。そして建設会社社長。その娘つまり従兄弟も県議を現在務めている。「大嶋党」ともいうべき家系です。
当の大嶋氏も別の建設会社社長でありました。土建屋上がり、ということを心配する声も当然ありましたが。それよりも何十年ぶりかの、役人上がりでない市長ということで「民間」の発想・バランス感覚が期待されており。実際前任者は、5市町村合併ということで、旧市町村部に旧庁舎を新行政センターに刷新するなど「お手盛り」が目立ちましたが。引き継ぐなり、「泥を被る」といいましょうか?矢継ぎ早に学校や公会堂の統廃合、各種民間委託事業の拡大など行政改革を打ち出しました。
その最中、今度はコロナ対策に忙殺され・・・・・昨年夏会った時には、異常に痩せており・・・本人は「夏バテで食えなくて・・・・」などと言ってましたが、すでに不治の病に冒されていたのかもしれません。
薪ストーブユーザーでした。県内最大の森林面積を有する当市ですから。そうした資源活用、地域産業振興、温暖化対策は絡められる、そうした施策の意味をわかるはずです。会うごとに、コウダは訴えておりました。
しかし56歳の若さで、やりたかった施策も夢途中で、先に逝ってしまいました。
今年は春から逝去の話題が多くて・・・・・・・参るよ。
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