「サンルーム」というのは、新築よりもリフォーム案件で多いアイテムです。
今では住宅建築設計の自由度は高まってます。しかし20年くらい前までは、サッシや設計の制約多く。現在になってみれば・・・・・・後になって取り付けたいリフォームアイテムのトップ3にはいるのがサンルームです。
「雨天でも気兼ねなく洗濯物を干して出かけたい」
「冬でも、日差しのなかでゴロッとしたい」
「ペットの部屋として」
「部屋を少しでも広く使いたい・増築するより安くすむ」
「オヤジの喫煙所として使ってます」・・・・なんてフリキシブルに使われているのがサンルームです。
今回ご紹介の現場は実は当社の施工でなく、お客様の施工で部材だけの手配なんですが・・・・。
とっても苦労しました。
何が????ってか。
古い建築だったので、雨戸の戸袋が壁より出っ張っていました。
住まい周りのエクステリアって、ある程度イージーオーダーができるんです。
それで最初は、戸袋を逃げて柱を回す、という指示を受けました。
しかし
2階の軒天も迫っており・・・・依頼された空間を確保するに、既製のサイズのここを変更、こちらを変更 と私の方でメーカーに指示出していたんですが・・・・私の指示が悪いのか、受け手の頭が悪のか・・・。
私自身も3回以上採寸に行ってます。それくらい微妙な寸法が要求されました。しかし意図を伝えるのは難しい・・・。
最後は「何やってんだバカ野郎!!!」と、電話を切ってから、無人の事務所で怒鳴っている始末に・・・・・・(^_^;)。
もちろん口頭ではなく図面を書いての指示なんですが・・・・正式な図面でないので意図が伝わってないのです・・・。これはメーカーの図面を引く人間に直接でなく、間に問屋とか人間が入っていることにも依拠するでしょう。
でも結果として私の意図がどうにも伝わらないのです。
それを4回くらいやってもう諦めました。
次の策は、どうしても2間幅、という既製品の小改造で済ませよう、としたから大変なのであって。それならば間口をストレッチ、つまり伸ばせるか、と問えば、できるという。
ならば雨戸の戸袋を全部飲み込んでしまう、プランを見積もらせた。
「これなら簡単だろう、これ以上分かりやすくできるものか・・・」
結果ようやく私の意図する改造ができ納品となりました。
既製品の改造というよりフルオーダーメイドみたいになってしまったので・・・・見積金額予定に合わず、儲けがなくなってしまった仕事になったけど。
結果無事納まってくれたので、OK牧場です。
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