雑木林を伐採して宅地にしたので、最初の3年は薪ストーブの燃料には困らなかった。5年目のこの冬も充分ストックはある。
が。自分で原木を割る場合。乾燥期間が必要だから、できれば一年以上乾かしたいもの。
ということは、本当は来年の冬用の原木を、今頃調達していなければならない時期なのだ。
近所にちょっと出物があり、先週日曜日の二度目の薪浚いにいった。大体一冬トラック4.5台分必要だから、これではまだ二ヶ月分もないなあ。
そういえば、職人のKさん裏山の雑木を一本倒したからどうぞ、なんて言っていたなあ。と思い出して行ってみた。
するとその雑木はブナだったのだが、直径20cm弱 これでは2日分だよ、と笑いながら積み込もうとすると、その後に直径50cmもあるナラの木が、朽ちて立ち枯れになっている。高さ5mほどで折れているだが、あと2,3年で倒壊しそうだ。
「これ危ないから倒しちゃう?」と言ったもののバーが45cmの長さしかないチェンソーでは、大変である。
そうしてもらったほうが良いな、と笑顔の奥に意図を感じて、倒す事にした。
その実、倒すことより、倒したら持って帰る事のほうが難儀になるのは自明のことだ。
結果、先の方はボケて腐り始めているが、それ以外はしっかりしていて充分に薪として燃えそうだったが、それだけに、重く。
通常40cm位に切った方が薪として扱いやすいのだが・・・・・直径50cmの40cmではとても重くて持ち上がらず、当然斧で割れるものでもない。
勢い、段々切る長さが短くなって行き、最後は25cmピッチで輪切りにすることになった。
思いがけず、ハードワークになり、持ち帰った薪も、まともには割れてくれないだろう。
まあ御蔭で3週間分位の燃料が確保されたから良しとしよう ・・・・・・・か。
写真は一回目浚ってきた薪。こうした太さだと割るのも容易いのだが・・・・。
コメント
よく乾燥させてカービングでいろんな物を造ったらおもしろそうですね。沢山できそうですね。
カービングですか、憧れますね・・・。
前に紹介したログの達人の他にもカービングの達人が当地にはおります。いつか作品を紹介したいと思います。
私は薪造りの他、仕事で枕木をカットするのがせいぜい。あんな恐ろしい機械。とても振り回せません。
確かに薪にするには大変な大径木は彫刻して遊んでしまうのも一興ですが、そんな木をどう搬出するのか、という手段がなく・・・。
手元に持ってきたとしても、彫刻は勿論美術的素養がない私では、結局薪になってしまうのは目に見えておりまして・・・・。