メジャートラブル発生 猛省してます。

WORKS

火曜日は、既報通り、ペレットストーブ設置工事で約束通りに空いていない排気穴に一人悪戦苦闘していたわけです。が

これで完了とは行きませんでした。

 

翌日施主様から 「昨日は大変でした。煙が出て119番通報しちゃったんです」という連絡が入りました。

が、しかし私は標高1200m位の高原の開拓村で、薪ストーブの設置工事をしていて、とても昨日の現場に向かうことはできなかったのです。

夕方現場に向かおうとしましたが。間が悪いことは重なるもので・・・・・。今度は当社内の社員が消防団員なんですが、地域内で火災発生で出動となってしまい。会社に戻ることが優先になってしまいました。

 

さてストーブ設置のお宅です。今日訪問しました。

消防署員が来たけれど、とりあえず「ストーブ屋さんに来てもらってください」と帰ったそうで、大きな損害や消火作業が発生しなかったようで、その意味では一安心なのですが・・・・・・・・・。

私5年で100台以上ペレットストーブ設置してますが、最大のトラブルかもしれません。

 

現場に着けば、ガラス窓はタールで薄汚れて、確かに燻っていたことがわかります。

各部チェックして、再点火してみれば、問題なく稼働しました。そしてもう一度試みも問題なく点火。

どのような操作をしたかわかりませんが。状況証拠からすると・・・・・。

 

点火と消火のボタンは一個しかなくて、それを長押し3秒するとピーとなって点火する、或いは消火するんです。

が。ユーザーさまは消火したのに、火が消えない!!!!と慌てて何度かボタンを押し直したり、別なことをしたり、挙句電源コンセントを抜いたため(排気ファンも止まってしまう)・・・・・パニック状態になり・・・・・わかりませんが・・・。異常燃焼になってしまい・・・・・・・。

 

ペレットストーブは、特に今回は欧州製ですが、ある操作をすると、すぐにそれに反する操作が行われても受付無いようにできているのですが・・・・・イレギュラーが操作が重なって悪い事態になったようです。

初日の話ですから、ユーザー様に罪はございません。全ての責任はコウダにございます。

 

「このボタン 長押し3秒でピーと鳴って点火状態になります。 同じボタン長押し3秒でピーと鳴って今度は消火になります」と説明しました。

しかし

ペレットストーブの場合、消火とは、燃料がこれ以上追加されない、という「消火」でして、燃焼ポット内で燃えているペレット燃料は燃え尽きるまで待つしかないのです。この説明を確かにし忘れました。実際は3分くらいは熾火が見え続けるのです。

 

ユーザー様は、コウダの言うとおり、ボタンを長押ししたのに、火が消えない!!!!とパニックになってしまったようなのです。

メーカーの操作マニュアルも、初心者には不親切なのもありますが・・・・。約束通り排気口が空いてなかったことで、私の説明する余裕がなくなっていたのことが遠因だと思います。

説明が不十分でした。そしてもっと一般の方にわかりやすいマニュアルを自主制作する必要性も感じました。

高齢化社会で、益々誰でも使え、心も温める暖房が必要です。その意味。今回の事件は猛省です。

 

でもストーブ屋が設置日に、消防呼ばれるって、これ以上の屈辱、恥はないですね。大反省です。

 

お願いだからこのブログの読者の皆さん。くれぐれもこのことは私と貴方の隠し事。内密にお願いしますよ。

この件が公になれば、ストーブ屋としてのコウダは切腹ものです。

皆さんよろしくお願いします。

 

今日は何事もなかったように燃えるペレットストーブでした。

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