下こしらえ

WORKS

昨日の続きの話題です。

来週の工事は、全くタイトで、いろんな作業を合理的にかつ確実に進めないと、工期が怪しい。

先方は温泉ホテルであるので、工期だけでなく、チェックアウト チェックイン間しか作業できず、条件は大変厳しいのだ。

それで今週のうちに下ごしらえを進めている。段取り勝負というやつだ。

主な作業は岩ぶろの内外に乱形の石貼りとなる。この石をそのまま貼ってしまう業者も多いと思うけど。

天然の石だから表面に泥が付いていたり、砂や粉がまぶされていたりする。これが接着力を阻害するので、まずは水洗いだ。

さらに、接着力を上げるために、モルタル接着剤を石の表面に塗りつける。

乾燥後、塀の外側から風呂へクレーンで搬入するために、フレコン袋詰にする。

これも石が袋を破ると危険なので、外側にはモルタル用の砂入り土のう袋を配置して中心部に石が来るように配慮して詰めている。現場が広ければ、フレコン袋に直接砂も入れるが・・・・・搬入地点が石貼りエリアなので、すぐに退かせるように砂も土のう袋詰をフレコンに詰め込んだ。

 

さらに言えば、昨日の写真にあるように、とてもフレコン袋4つを置いておけるスペースは現場にはない。それで奥の洗い場を先に貼るように、厚みの薄い石ばかりをより分けた袋を作っており、これは搬入後すぐに荷解きして邪魔にならないところに重ねる、という段取りを組む。

しかし・・・・・それにしても・・・・読めないのは、タイルと違って、乱形石はどれだけ使用するか?それは石自体もそうだけどモルタルの量も、石の厚みも様々なので、大まかな計算しかできないのだ。

予算的にも、何日もクレーンを借りるわけには行かないので、初日にどれだけ運ぶか????博打みたいなものだ。足らなくても、余っても、人力で補充や撤去しなくてはならず・・・・・・。

 

「社長見込みが甘いでしょ!」と言われないように・・・・・しかしやっぱり山勘だよりなのだよ。

今年は自分の見込みが悪い方に行っているからなあ・・・・・・自信がないんだよ・・・・・・・・。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました