何とか山頂直下の参籠所までたどり着き、綺麗な夕焼けも見られて、穏やかかな夏山が暮れようとしていた。コンロで夕食を作り始める。今日は中華丼(レトルト)と具沢山味噌汁(レトルト+生野菜)。いつもの流儀だが一合の米を炊いて、炊きたてを夕食に、残り飯を翌朝の雑炊にする。小屋で一緒になった人が「自炊するんですね?」と聞かれる。
小屋の食事とどっちが美味いかわからないけど。この夕方の時間は短いようで長いので、ここで食事を作ると至福の時間が過ごせます、実際旨く感じます、時間に制約されないし・・・・・というと関心してくれた。
水も泊まり場所も不安はない。もうこれで充分でしょ。これ以上望むとしたら・・・・・・・・痛風のため飲むまいと心を鬼にして車に置いてきた「酒」だけ・・・・・・・。
しかし山頂小屋には500ml500円の水の隣に・・・・・・・350ml700円という平地の3倍の値段の缶ビールが置いてあった・・・・・・・。3倍! いやあ安いでしょ。
こんだけ汗かいたし、痛みも消えたので・・・・一本くらい大丈夫!!!???。と自分に甘い性格がモロに出て思わず一本飲んでしまうのでした。
うーーーーーーーーん 美味い。美味すぎる。
破滅的人生はこうした自分に甘い性格がもたらしているのです。
「うるせい!文句あっか?」
美味すぎてお代わりを買いに行ったら、もう購買部は閉店!!!!していた。
身体のためによかった、と思う事にしよう・・・・・・・・が、ちょっと残念。
標高2200mオーバーならお盆であっても、朝の気温は10度位というのが常識。それがどうだ。気温が下がらず寝袋に入らなくてもよい気温。実は内緒なのだが宿泊代は払ったが(満室の小屋に泊まりたくなく日暮れと共に外に出て露天で外泊を決め込んでいた)。
途中ペルセウス座流星群はどっち?。満月なんだ流星見られないじゃない?何で雲があるの?・・・・・・という素人集団が夜中までうるさかったけど・・・・。シンシンと山頂の夜が更けるのが楽しみだったのだ・・・・・・けど。
こんな高山の上なのに・・・・・暑すぎた!。寝袋はだけてないと・・・・・暑くて眠れない。台風からの熱風がもたらすフェーン現象らしい。そんなわけで、今回のために新調した夏用軽量シュラフは、、、、、、持て余し気味。
ま、いろいろあったけど。痛風も消えたみたいで・・・・・・・良しとしましょうね。
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