ボランティア伐採

FRIEND
 
 先日近くに住む妹が、電話をかけてきた。
 薪ストーブの燃料に赤松はいらないか、という。
 
 詳しく聞けば、知人の家の隣地に赤松の大木が倒れている。他人の土地だが空き地なのでそれなりに利用しているのだが、邪魔だということらしい。
 
 常連さんならご存知のように、私の薪棚はもう二年分一杯である。
 一杯でなくても、倒れて何年もたつ、アカマツなど欲しくもなんともない。
 
 脂分が多いから腐り辛いが、水分も含みやすく、手間ばかりかかってもろくな薪にならない。
 
 体よくお断りした。  が・・・・妹でもあるし・・・・・。
 もし、邪魔でお困りなら、世話になっている方であるなら片付けてあげても良い、と言ってしまった。
 
 「お願いします」なんてすぐに返事が戻ってきて・・・・・・。
 
 そんな失言に後悔しつつ、先の土曜日。チェンソー片手に玉切りしてきた。
 
 木は45年位、直径も45cm位あって、堅木ならこれ一本で半月位は賄える燃料になったはずだ
が・・・アカマツであることが恨めしい。
 
 まあ人の役に立ったなら幸いでした・・・・。
 
 
 

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