薪ストーブでは、なるべく水平方向への煙突の取り回しは避けるように設計します。それは燃焼エンジンが煙突のドラフト効果に頼っているからです。
日本ではペレットストーブは多くの場合が壁抜きがほとんどです。
もちろん屋根抜きのペレットストーブ設置という例もありますが。多くのペレットストーブが強制給排気システムを備えており、完全燃焼させファンで排気するので、長すぎると排気抵抗が増えてかえって具合が悪いことになるのです。
その排気管の長さは4m位までは問題ないと、各メーカーさんは言います。今回の施工例はギリギリの長さでした。
そうなったわけは、間取りと置き場所をどうしても優先させたい、という施主様の意向を尊重いたした結果です。
↓写真のように、途中物置天井部分を貫通しております。出来てしまえば「何てことなく見える」でしょうけど。
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