ログハウスの壁抜きに難儀

STOVE
 今日はストーブダブルヘッター。
 午前中薪ストーブ搬入。そして午後はログハウスの別荘にペレットストーブの設置工事。
 ログって壁の穴あけが大変、と思われるでしょ。その通りなんだけど・・・・。今の家は外壁がやたら硬かったり、また補強の筋交いや金物のぶつかったり、と。総じてログの方がわかりやすく、単純に木に穴を開けるだけなのだ。
 しかし今回の現場は、建物の角に置いて隅近くに穴を開けるので、嫌な予感というか、お客様にも、この位置には通しボルト、つまりログが暴れないように締め付けるボルト、あるいは土台のすぐ上なので、土台と締結するボルトに当たる可能性があります。と言って抜いたら本当に当たってしまった。(^_^;)。
 この処理に四苦八苦。これまでの最長設置時間がかかってしまいました。
 そうれでも日暮れまでには無事点火。ホット帰社したコウダでした。 
ボルトに当たる

 

コメント

  1. 超7 より:

    土台?とか、一瞬意味がわからなかったんですが、いきなり真横に抜いたんですね。
    こういう設置の仕方をすると、何年か後に薪ストーブを買い換えたら、横の高さが変わったら困ったりしそうです。

  2. kouda より:

    > 超7さん
    相変わらず鋭い指摘ですね。ご指摘はその通りだと思いますよ。Zエルボとかいくつか後々のフォロー策はあります。何が何でもやってはいけないこととも思っていません。FFの石油ファンヒーターの穴を利用できずに、新たに開け直し、古い穴を塞いだログハウスの事例もありますし。とりあえず今回はご意向を優先しました。

  3. sna***** より:

    すみません・・・それで結局どうやってこの難問を解決されたんでしょうか。企業秘密でなければ教えていただけると嬉しいです。なんでも興味津々のsnaでした。

  4. kouda より:

    > sna*****さん
    それほどの難問でもなくて・・。
    ボルトに沿って縦にドリルの刃を連続して入れて抜く木片を半割。ボルトだけにしたら、鉄鋸で上下を切断。というわけです。
    このボルトは土台と一段目のログを締結しているもので、ログですから下から上まで凸凹噛み合って壁を形成していますから、一本くらいボルトが無くてもまったく問題はないわけです。

  5. sna***** より:

    「切るしかないみたいだけど、切っても大丈夫?」って思ったら、そうですね、材が噛みあってるから大丈夫だったんですね。こんな質問にもお答えいただいてありがとうございます。
    ・・・にしても、ストーブの煙突つけるってほんとに大変なんですね。建屋の構造まで理解してないと出来ない事が一杯でびっくりです。その場その場で最善の提案がお客様に出来る背景には、膨大な知識と経験と創意工夫の思索があるからなんですね。そんじょそこらの小手先の『便利屋さん』とは全然違うんだな~って、あらためて感心したsnaでした。

  6. kouda より:

    > sna*****さん
    そこいらにいる「便利屋」なんですが・・・・頭は使いますね。それと道具。かえってログの方がわかりやすいんです。いまの住宅はいろんな補強の他、外壁が色々で、一本のドリルだと貫通しなくてコンクリート用、鉄工用、木工用・・・・しかし壁厚も20cmもある住宅もあって今度は長さが足りない(^_^;)。こうなると内外から測り出して穴を開ける。ずれないようにやってますが・・・・結構大変です。

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