昨日から、湯元温泉の浴室の修理に入っている。
常連さんならご存知。
お湯が貯まらない!
http://blogs.yahoo.co.jp/nikkoworks2/15416879.html
日除けが壊れた!
http://blogs.yahoo.co.jp/nikkoworks2/15666753.html
と二度にわたってレスキューに駆けつけた例の旅館である。
もっとも最初のSOSは、今回工事の「外壁が剥がれた」という一件なのだが、緊急性が無いのでGW明けにしていただいた。それにこちらは最低でも4日かかるし、下地のモルタルが硬化してかつ、乾く養生期間が必要だから正確には、下地工事3日、数日おいて 仕上げ工事1日 となり、仕上がるのは来週となる。
今回は憂鬱な工事である。
昨年タイルの剥離修理をさせていただいた以来の縁である。
その時も、だいぶタイルという仕上げ材よりも躯体つまり骨組みの方も痛んでいる、とアドバイス申し上げ、近い将来 浴室部分の建て替えが必要と言ってあった。
しかし今回も壊れた部分のみの補修。今回は外壁が壊れたことで、より一層構造体の部分も垣間見えるわけで・・・・・小手先の補修ではすまなくなる という思いを一層強くした。このまま毎年のように改修続けても・・・・・・・。
とはいっても、建て替えには多くの金額がかかるわけで・・・・簡単に決断できないのは当然のことだけどね。
それにしても、・・・・あまり人の悪口を書きたくないが・・・・作りが、酷いとか、手抜きだとか、そうしたことはないが、あまりにも「普通」。
10年持てば、こっちのせいじゃないよ。そんな作りだね。
ローコストの一般住宅ならともかく、へたすると24時間のほとんどお湯が張りっ放しになる温泉旅館。それに例の強烈な泉質だからなあ。
設計や作り手の配慮、対応した資材の選定・職人の工夫 そんなものが見たかったけど、 微塵も無いね。
どんなに上手く修理しても、わだかまりが残る。憂鬱な工事である。
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