今日は煙突掃除

STOVE

実は今年から仕事を絞っております。

が何故か忙しなく3月まできてしまってます。

絞るといっても、過去の仕事のメンテナンスはスルーする訳にはいきません。

今日は煙突掃除に急遽呼ばれました。

シーズン途中で詰まるのは、今季3人目なんですが・・・・。

こちらのお宅は4シーズン目でのメンテナンスとなります。

つまり煙突掃除は、年一回が基本です。しかし一年目も2年目も大丈夫だったみたい。だったら詰まったらお願いするわ、という互の合意の上の今回の詰まりです。

もちろん燃やせなくなったからといって、すぐに行けるわけもないことは合意の上。

それでも昨日の連絡で、たまたま今日は仕事が手薄だったので行けました。

これも顧客を近距離に自己制約してるからこその対応力。遠距離のストーブ屋さんには対応できません。

 

実はこのお宅。あまり薪棚等の乾燥具合も万全と言えず、主に焚く薪も杉材。ということでひとシーズン持たずに煙突掃除に呼ばれる、と覚悟してたんです。

しかし3年以上持ってしまった!!! ????。

いろいろ分析が必要なことです。

 

よく煤がひとシーズンでテイーカップ一杯で済んだから焚き方が「優秀」と言うストーブ屋が居ますが・・・・。

これあまり参考になりませんからね。

一昔前の形ばかりの二次燃焼システムだったストーブはそれで良かった。でも現在の薪ストーブは2次どころか3次、4次燃焼システムも備えており、排気がすぐに煙突に向かわないようにできております。

つまり単純に言うと、燃焼室内は高温に保たれるように設計されてます。逆に煙突内の温度と燃焼ガスの流速は抑制されており。結果煙突内部に煤が溜まりやすくなっていると思うのです。実際薪を詰め込んで空気を絞って・・・・寝る。という使い方をすれば、温度が落ちてきた夜中にどうなるか・・・・・・素人でもわかりますね。

他にも焚付から巡航状態までスムーズに行けば、それはそれで良いでしょうけど・・・。実際の使い方として火が落ちてから薪を足すとか・・・。春なんで巡航状態までもっていく必要がないとか・・・・。

そうした状態は当たり前にあることなんですが・・・・巡航状態のことしかレクチャーしないストーブ屋がほとんどですね。

 

こちらのストーブ工事。煙突は当社純正の国産品ですが・・・・実は予算の関係で本体はメイドイン中国です。

それが奏功している、と判断しました。今述べてきたように、排ガス基準が厳しい欧米の薪ストーブは「ゆっくり完全に燃やす」こと「薪のエネルギーをどれだけ取り出せるか」に腐心してますが・・・・。その必要がないシンプルなストーブはかえって煤が少ないのかもしれません。

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