ハーツストーン社・ヘリテイジのリポートです。
現行販売されている薪ストーブのほとんどが、クリーンバーンや触媒燃焼方式になっております。どちらであっても、その想定している効率良い燃焼のためには、本体をある程度温めなければ能力を発揮しません。
火室を高温にすることで、燃料から可燃ガスを取り出し、その燃焼エネルギーを使うことが、クリーンで高効率の燃焼になります。
底の熾火や温められた側壁により、薪から可燃ガスを蒸散させ、高温になった天板バッフル板・触媒に可燃ガスが触れることで燃焼することが、「二次燃焼」ということになります。
ハーツストーン社のストーブは、一枚石で4面囲まれていて、外部において長く熱を発し続ける蓄熱性が評価されております。しかしこれは、火室内部においても鋳物製より早く、かつ満遍なく高温が維持されるということでもあります。実際火室全体に炎が満ちあるれる二次燃焼が誰が焚いても見ることができます。
短めの薪を使って炎の中心を絞って火力を集中させて焚く、という方法を否定するものではありませんが。ことヘリテイジに関しては、53cmが入りますが、45cmクラスの長い薪を遣うほうが、早く二次燃焼に移行し、燃費の良い高効率なガス化燃焼になります。
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