何時かはシデカスと予見された失敗がついに・・・

STOVE

ウチの業態だけでないが・・・・電気工事屋なども同業であろう、できている住宅の壁に穴を開ける、というのは、できれば避けて通りたい作業だ。壁の中に何があるのか誰もが透視することはできないから。

 

これまで200台近くのペレットストーブを取り付けてきたけれど・・・・・。

最大限の知見を駆使して、ここならば・・・・大丈夫! だろう、と壁抜き位置を決めても

すぐ近くに間柱や筋交いが通っていたり、電線や補強金物とニアミスすることは、相当数あるわけだ。結果的にギリギリセーフで済んできた。

壁面のカバーが20cm位あるので、芯だと思って最初に開けた位置から10cm以内なら前後左右に開口をずらす事が可能で、その微修正によって、これまで大過なく工事を終えてきたわけだけど・・・・。

何時かは「ダメ ここは 穴の開け直しが必要」という事態が何時かは起こるだろうとおもっていたのだが・・・・

昨日キャリア最大のやり直し作業に当たってしまいました。

古民家の建家で、何度も建て増しやリフォームをやってきた建家だった。

 

絶対に何もない、と信じた位置にドリルをいれると5cm進行しても貫通しない「躯体」に当たる。

「何これ???」内壁を大きく壊してみれば、何とそれはオリジナル建家の構造体つまり150年前の「梁」だった。

そこはフロアーから150cm高の位置なんだよ、何で梁がこんな低い位置に・・・あるのよ。

ご主人「ここは土間だったんだ、この梁は馬屋だったから低いんだな」って・・・・(^_^;)コウダの想定外のことでした。

 

微修正では済まないので。開けた穴はどうするかは二の次にして、梁に当たらない位置に開け直して・・・通常より2時間は余計に作業してなんとか開通したのだ。

というわけでこの間の顛末2枚くらい写真撮ったわけなんだが・・・・残ってなくて・・・・・。150年前に現役で最近当地で復活した機関車の写真でお茶濁します。

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