工事締切は水曜日お昼まで、と記事を書いたコンテナ物置です。
ただの物入れなら、ブログで何日も引っ張りません。
何が入るか??? 当てた人には金一封を書きたいところですが、何もでませんあしからず。
答えは これ↓ といってもわからないでしょう。
日本ではまだまだ珍しい「ペレット燃料のボイラー」なのです。
このページで何度も書いてますが。温暖化対策の進む欧州では、灯油はもはや暖房の主力ではなくなりました。暖房だけでなく給湯もできるセントラルヒーティングも普及しています。古いレンガ造りの集合住宅も、配管を入れることでセントラルヒーティング化が低予算で可能になります。
そうしたわけで、個人宅からちょっとした集合住宅まで、ペレットボイラーは様々な出力のものが欧州では売られているのです。
しかし・・・・・・・
日本では、設備屋さんも設計士も、木質ストーブ屋も「そんなもん見たことねえ」という状況です。
天然記念物でもあるまいし、「これがヨーロッパで流行っているペレットボイラーだ、穴のあくほど見学していきな」
と大枚はたいて店頭設置することにしました。
もちろん飾りではなく実際稼働するシステムとして構築します。この位置に置いたのは、実際の当社の事務所の床暖房や調理台の給湯に利用するためです。プラス通りからも見える位置(^_^;)。
しかし・・・・
本当はこの冬前にそうしたことをデモしてみせる状況を作りたかったのですが・・・・・。
業務が忙しすぎるこの時期。ボイラーと給湯タンクは今日納品してもらいましたが、その後のシステム構築は暇ができる来春以降になります。
一年後には、稼働・体験できるように作って行きたいです。
ともう一つ。なぜコンテナ倉庫に入れたのか????
安いから
それも正解です。
でも一番ではない。
もしペレットボイラーを導入しようとしても、どんな新しいシステムが必要なの???
施主様も、設計士さんも設備屋さんもイメージが湧かないでしょう。
でも心配いりません。コンテナの外に出ているこの配管が「暖房用」です。こちは「給湯用」です。
それだけなら、どんな設備屋さんでも接続できるでしょう。
灯油ボイラーとはちょっと違う仕組みですが、その先の配管は基本一緒なので「コンテナに入ったボイラーシステムを置ければ、あとは普通のボイラーと一緒」という構造をわかりやすく見せるためにコンテナ倉庫に納めたのです。ユニックで現場に納めれば、即稼働できる、というのを可視化しているわけです。
このシステムでいえば、6平米の空き地と、燃料を運び入れる動線があれば、設置可能、ということなのです。
早く稼働してみたい!!!のは山々ですが・・・・・・事務所の床暖房用ですよ。
この時期に机や書棚やコピー機など外して床暖房システムを工作する!!!って無理だとわかってくれるでしょ。
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