一昨日の薪ストーブ入れ替え工事は、私のキャリアの中でも、おそらくワーストクラスの煙突施工がされていました。これまでもっとも難儀した工事のひとつだったでしょう。
いちいちアラを拾ってはキリがないのですが。
賢明な薪ストーブユーザー様なら、状況を2,3羅列するだけでご理解いただけるでしょう。
① 屋根貫通部だけ二重煙突で、その上下口元とトップはシングル煙突になっていた!!!
太さが違うのわかる???
② その二重煙突は流石に野地板に固定されていたが・・・・そこから下はストーブに載せてあるだけだった!!オスメス下から積み上げてきたから施工だから室内から外そうとしても外れない!!
③ ご丁寧に雪割りが施工されていたけど、その止め金具がフラッシングも同時に貫通止めているので、取り替えられない(切断することに)
④ フラッシングが現行国内で手に入るものより大きく。横ふき屋根材だから通常のように、取り外して新しいものを絡め直す、という工法が不可能だった!!!
先の台風で、ブレ止め金具も外れて・・・暴れたようで、シングル煙突はベコベコに凹んでいた。
もちろん屋根も傷だらけ。シールも切れており、雨漏りしていないのが不思議な状態。
信じられないことに、煙突全ての荷重を受け止めているはずの垂木の片方が固定されておらずフリーに動く状態!!!!!
この間の苦労話は書ききれません。私途中3回も会社に部品や道具を取りに行きました。
それでも雨の中その日のうちに火が入れられて・・・・・・結果オーライヨシとしましょうね。
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