ソープストーンの薪ストーブ「ヘリテイジ」を使用して3ヶ月。良きも悪きも分かってまいりました。レポートします。
今日は「悪き」点。
まあほとんど無いのですが、強いて挙げれば「灰受け機能」ですね。
いろんな建材やら道具やらウチでは、売ったり取り付けたり、自分たちで使用してますから、設計者の意図というのが、分かるけども要改造、多数の人にはこっちのほうが良い、と判断は色々ですが・・・・。中には全く分からない、というプロダクツもあります。
ヘリテイジの灰受け機能は、どっちかというと「分からない?」部類でしょう。
まず灰受け皿がチリトリ形状しているから、取り出すときは、細心の動作をしなければ、灰がこぼれます。そりゃ捨てるときは、捨てやすいでしょうけど、かならず取り出すときに、溢れるので、そっちの掃除の方が大変です。
灰受けに落とすスリットは、スライド式で開閉しますが、実際は灰がスライド部分に噛んでしまって、動かなくなります。(実際開放状態でもスリット幅が狭いので、灰で蓋されてしまうので開放状態で使ってますが)
前のストーブは、スリット幅が大きすぎて、燃えきってない焼けぼっくりも落ちるので、焼き餅網を敷いて使ってましたが、こちらはちょっと狭すぎで、燃焼室側から灰掻き棒で何度もこじって落としてやらないと落ちていきません。
そのスリットも燃焼室の奥、皿の末端近くまで付いているので、皿の先端から溢れてしまい、灰受けボックスの奥底に残ってしまいます。
この辺が「アメリカン」な所です。欠陥とまではいいませんが、設計者は使っているのかよ?思いたくなるような、灰受け機能です。
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コメント
灰の色がキレイで、良く焚けている証明ですね。
ソープストーン(ハースストーン)に興味が
出ました。
うさぎ様。
ヘリテイジのネガティブを書いたつもりですが、目の付けどころが違いますね。(感心)今日の記事にも書きましたが、火室内が高温になりますので、長い薪を使用しても、綺麗に燃え尽きます。末端が焼け残る事は無い。ガス化燃焼をするので、薪の形を維持したまま燃えます。従って灰も綺麗に落ちます。煙突ダンパーを併用してますので、9時間後の朝には、多少の焼けボックリが残りますが。それを解放して、本来のエアー調整のみでコントロール(つまり就寝時に全閉)すれば、綺麗に灰になってしまいます。寒冷期、オキ火を10時間以上持たせたいときは、煙突ダンパーを使用しますが。それ以外では本体の吸気バルブだけでコントロールすれば8時間位綺麗に燃焼しきってしまいます。気難しさもマニュアックさもないイージーですが、忠実で気持ちよく燃焼してくれる所が気に入ってます。