薪ストーブはその熱の発し方は「輻射型、あるいは放射熱」と言いまして、熱源を中心に暖かい放射熱が四方に飛びます。
それに対してペレットストーブの多くが「温風型」になっています。放射型もあるのですが、日本で売られている9割位が温風型です。ペレットの燃焼ポットは薪に比べて小さいですが、この熱源を最大限活かして火室全体や排気経路を温め、そこに室内空気をぶつけて熱交換し、そのまま室内に向けて拡散することで、効率的に暖房します。
今回修理したカナダ製のストーブも「温風タイプ」でした。
正常に燃料が送られ、点火し、燃え続けてますが。次のステージは、この温風のスイッチが入るか? そして消火。この一連の動作を確認しなければ完了とは言えません。
通常火室内が高温になって初めて、温風ファンが起動しますから、その時間点火から10-15分位かかります。長期戦覚悟で買ってきたパンとお茶など飲みながら状況を見守るのですが・・・・・。
20分経ち、30分、そして40分たっても温風ファンが作動せず・・・・・・・・??????火は問題なく燃えているのに??。
先々週霧降高原での故障修理は、落雷で温風ファンも壊れてしまってました。これも温風ファンも逝かれているのか・・・・・・・。
消火して、温風ファンのトラブルシューティングのページを見ます。
先に書いたように、火室が高温になって初めてスイッチが入る、つまり温度センサーが介在しているんですが・・・マニュアルの図の位置に無い????。
その配線は紫色で・・・・・あった!がその末端が殺されていて・・つまり何処にもつながっていない!!!。
紫の配線はテープで巻かれて絶縁状態。↓緑のテープ。一方がテープが巻かれ、一方は末端処理されている。
配線の皮膜を剥いて、紫同士を結線すると温風ファンが動き始めました。
製造段階で意図的にファンを動かさなくしている、としか思えない。つまり「温風タイプ」として設計されているストーブが「輻射タイプ」として使うように作為があった、ということだと判断せざるをえない。
効率は落ちると思います。
これ・・・・・・本当なの???
私の思い違いや、メカ的未熟なだけじゃないの????・・・
頭の中は迷走グルグル 「ナポレオンズ」状態です。
とりあえず、点火して燃え続ける状態までは回復していると思います。
ただこれで良いのか????どうなのか???
持って帰って、月曜日関係会社に問い合わせしてますが・・・・・。なにぶん国内製造でないし、当時の代理店は変わっているみたいだし・・・・。今のところ事の真相はわかりません。当然修理は完了とも言えません。
いよいよ師走。仕事が山積しており、一個一個片付けたいのに・・・・片付きません。
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