昨年末に書いた記事なのだが、「コロナ禍による船便混乱で輸入飼料が供給不足」といった事態になっている。もちろんいくら何でも屋でも畜産はやっていない。が我が家には「草食戦隊ヤギレンジャー」隊員2頭がいて、冬場の食料は牛用の乾燥牧草に頼っているのだ。
どうしてこうも圧縮できるかという牧草の束、というかブロックは一個60kg位あって、人力で運ぶのは苦労する。でもこのひとつで2頭分、草が生えない5ヶ月間の餌は間に合ってしまうのだ。
しかし冒頭書いたように、餌不足。家畜を飼っている農家には、死活問題である。ご近所の酪農家は、この隊員を分けていただた位だから融通してくれるだろう、と思いながらも怖々依頼すると、ちょうど入荷があったみたいで「値上げだけど良い?」「そりゃ少々値上げでもペットの食料費だと思えば、安すぎるくらいですから」
と譲っていただいたまでは良かったのだが・・・・・・。
解いてみると、前回までの牧草と明らかに草種が違う。大丈夫かな?と与えると
「食べない」
実は青草から干し草にスイッチする時はいつもこんなものだ。「干し草なんて 美味くねえんだよ」とそっぽを向いて3日位食わないのだ。それでも他に食べ物ないから我慢して食い出す・・・というのが例年のパターン。
しかし今回は3日たってもほとんど箸をつけなかった。
でも餌箱をよく見ると、少しは減っていて、残っているのは長い草ばかりだった。今度の牧草は皆40cm位丈が長いのだ。これはヤギの口には食べ辛いのかも?。
と鋏で切断して与えると・・・・・・・食べるようになった・・・・が嫌嫌である。「美味くねええなあ_」と顔に書いてある。
仕方ないので、時々日当たりの良い場所に自生している青草を刈ってきたりしていたのだ。
近所のスーパーのデリカコーナーに時々サンドイッチの残材「パンの耳」が置いてある時があって、それがひと袋60円位なものだから。3回に分ければ1回20円。とおいてあれば餌の足しに買い求めてきた。
(ちなみにパンは食べますが 少しだけにしましょう お腹壊します)
それが今度はロシア制裁の影響か、早くも大幅値上げになっていて
なんと倍になっていた!。
ひと袋129円!!人間社会の仕業にヤギの生活も翻弄されております。
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