擁壁って水平に作るものと思っていたのに・・・・・・

WORKS

一昨日に紹介しましたT電機さん工場の関連工事ですが。おそらく最後のパートが始まりました。

裏手側のネットフェンスの更新工事です。

ここの部分も・・・・反省・・・多いです。

他の作業中に、ここの部分更新工事の見積出しておいて・・・といわれ。ざっと測り出しました、延長さ。

で概算で積算して送付。

注意が必要なのは、ここが「今市扇状地」だということなんです。

「扇状地」地形って?わかりますか??。山岳渓流が平野に向かって流れ出す地帯です。扇型に土砂が広がり堆積するので扇状地。ということは断面的に言って平らな部分は殆どないんですね。家一件分の数十坪であっても、川上部分と川下部分では数十センチ高低差があるのが普通。それが扇状地地形なのです。

この敷地も川に沿って200m近くあるんです。フェンスが延100m近く架けられていますが・・・上部3分の一位のフェンスは水平に設置されていないな、というのは見た目でもわかるんです。ただ・・・・・下流部60mは土留擁壁が作られ・・・。当たり前のことですが傾斜地であっても建家をたてるのは水平な地面。実際工場・倉庫が立っています。そのために土を流れるのを防ぐのが擁壁ですから、当然ここの部分くらいは地面が水平だろう、と思い込んでました。

 

しかし、

実際こちらのフェンス更新工事がゴー!となり・・・改めて地形を測り出してみると・・・・・・「擁壁が水平に打たれていない!!!!!!!!!!!!!」「30cmも高低差がある!!!!!!!」

!マーク幾つあっても足りない状態なのですよ。

参りました・・・・・。

既存の・・・昔の・・・ネットフェンス、というのは、雷光型の針金がお互い組み合わさった形状なので、少々曲げても・・・狂っていても・・・ごまかしが出来てしまうんです。しかし最近のメッシュフェンスはパネルが正方形に出来ているので、そうは歪んで取り付けられないんですね。

 

土留擁壁天端が水平じゃない!!!、って私的には許せない工作なんですが・・・・・誰に怒っても仕方ない。それを思い込んだ自分が悪い!!!!!!。

 

ま、経費内で、納まる施工法を模索しておりましたが・・・・何とか目処立ちまして・・・・・とりあえず何とかなりそう  OK OKなのですよ。

途中玉石土留の部分もあり、この部分も余計な造作が要りますね・・・・。

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