越年の宿題

TOWN

 
 年末の出張。娘の帰省。嫁さんの実家へ里帰り・・・・年末も動き回っていた御蔭で、溜まってしまった宿題がある。

 落ち葉掃除。

 さすがにこのまま正月は迎えられない。

 日本人は身辺清めて正月を迎えるべし、と決められているのだ。
(実際大晦日に着いた秋田は、路面が濡れて雨雪がちらついているのに、スタンドの洗車機は長蛇の列だったもの)

 ブロアというが、エンジン式の送風機を使って家の周りだけは吹き飛ばして、綺麗に装って正月を迎える。 が、周りの雑木の根元に吹き溜まっており、解決にはなっていない。

 このブロア。細い筒から送風し、落ち葉を飛ばすが、落ち葉は放射状に飛び散り、一箇所に集まってくれない。何年かするうちにやり方というのが出来てきた。

 あまり綺麗に集めようとせず、ある程度にまとまったら写真のようなかごに入れて、堆肥場に運ぶ。機械だけではすまない。

 林は一千坪もあるので、そこから出る落ち葉は、とても家庭菜園にも入れきれない。それで、林のあちらこちらに集めて落ち葉焚きしてしまう。

 燃やすたびにサツマイモやジャガイモを放り込んでおくのは言うまでもない。

 大体一冬に3週くらいこの作業で日曜日が半日費やされる。

 林の下など放っておいても・・・と言われるが、落ち葉を浚わねば、草刈が面倒になり、草刈をせねば、落ち葉浚いが大変になる。
 避けられないように出来ている。

 シンドイ、とは今のところ思わないなあ。落ち葉で美味しい野菜ができたり、山桜や新緑の時期に気持ちよく散歩できたり、林の中で山菜やキノコを採ったり・・・・・若い人にはわからないことかもしれないが、これって結構楽しみなんです。

コメント

  1. mimiedennoniwa より:

    この大量の落ち葉は私には宝の山に見えますが・・・きっと年なのでしょう。
    体力勝負の仕事ですね。頑張って下さい!

  2. kouda より:

    水も空気も、樹木があればこそ。御蔭で生かして頂いていることに感謝しております。
    面倒だ、大変だ、とは思いませんが・・・この葉っぱがお札であったら・・・宝の山なのだが・・・と思うことは良くあります。

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