外構工事のキーポイントは、施主様の嗜好をくみあげたり、膨らませることが大切、と書いたが、その方法は建材のカタログを一緒に見たり、会話を重ねたりすることで作っていく。
そうした中で、お客様が第一印象で、「良い」と思った物、これもまた重要。
今回のお客様と最初に打ち合わせした際、持ってい行ったカタログを、先様も持っていて、あるページの石材を見て、「この石気に入っているんです」とおっしゃった。
それは通常の住宅・外構建材としては、「松」クラス。平米22,000円もする石のタイル形状材だった。
これは「松クラスですよ」と同じような形状の偽石 つまりセメント製品 の安価版もある、ただイミテーションは、経年変化で汚れやすいと告げると。
「汚れやすいのはダメです」
この一言で、この石材をメインに、外構工事のプランを作ることに決めた。
「イメージはスペイン風 で行きましょう」
石英岩をボーダー状にカットして目地無で貼り合わせ30cm*12cmのタイル形状にしてある大変高価な建材を使う。
自然石の存在感・南欧風の色合いそしてスマートな形状を持っている。これは上等な外構になりそう、というか しなければならない。
ただスマートすぎる点もあるので、どこかで「くずし」を入れたいなあ。
一つの「くずし」が水回りや足もとに使った「大理石の割り石」
コメント
我が家もこんな外構にしたいなあー
予算内で、最大限の努力をさせていただきます。