昨日からつづく。
昨日は少々の難点を書きましたが、あまり技術的な難易度は高くありません。
この現場の最大の問題点は、「納め方」の選択です。
このことは前にも書きました。
扇状地が始まる正に扇の要に位置する土地ですので、川沿いに100mあれば、高いところと低いところは1m以上差があって当然ですから。ベースのつくりが違う、一番高い駐車場部とその下の玉石積みの二箇所で段差を付けることになるだろうなとザックリ想像していたのです。
しかし測り出してみると、下流部分のコンクリート擁壁部分も水平に打たれていない!!!!ことが発覚し動揺したのでした。
昔の雷光型の番線を組み合わせたネットフェンスはこうした「ごまかし」が可能なものですから、無理やりつけようとすれば付いたのです。
しかし現代のメッシュフェンスは四角いパネルで出来ておりますので、そのように「歪ませて」付けることはできません。ただ・・・・・・・・
ちょっとだけ柱を傾がせて着ければ誤魔化せないこともないんですが・・・・・道中60mもあるので天端が凸凹にならずに設置することは不可能なんです。
私の心配はただひとつ。元請や施主様に
「真っ直ぐに見えるように付けろ」と言われたらどうしようか????ということでして・・・・。
ただ「水平に付けるように出来ているものだから水平にしか付きません」と言っておいたので、めでたくその設置法で良い、と下知が出て・・・・・・・ホッとしたのでした。 の図↓。
↓ ここはフェンスが埋め殺しになっていた部分。もちろん古いフェンスは掘り起こさず、そのまま埋没です。
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(有)国府田産業 | ペレット・薪などの木質エネルギーを推進するリーディングカンパニー 栃木県日光市
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