古民家レストラン

LIFE

 古民家村二軒目の見学で、思いがけずに郷土料理を御馳走になってしまった。不遜な訪問者に親切にしていただき、つくづく会津の方は親切だと感じ入るのでありました。

 丁寧にお礼を申し上げ、3軒目に向かう。

 実はこちらが本命でして・・・・・・。

 早朝道路際の案内看板を見たときからの最終目標だったのです。

 「古民家茶屋」があるように書かれていたのです。

 
 ナノに、なぜスキー場でサンドイッチを買った?  て。

 雪に被われれる彼の地。街道から外れた処にあるようだし・・・・・営業してなかったら・・・昼飯にありつけない・・・・と考えたわけである。

  一軒目、そして二軒目の見学際、勿論その茶屋は視野に入っていたわけですが、来客は私しかおらず、やはりやっていなかったのか・・・・と案じる。

 二軒目で思いがけず郷土料理を御馳走になってしまい。満腹状態になりその三軒目「山王茶屋」と暖簾がかかる建物を訪問したわけである。

 入口の引き戸は開いた。が、誰も居ない。

 「御免下さい」と声をかけると、奥から「いらっしゃいませ」 と。

 私はこの瞬間。サンドイッチを食べたことを大いに後悔したのだった。

 勿論小さなサンドイッチというのは、営業しててもしてなくても、という両にらみの作戦であっったのだが、二軒目で想定外のことが起こってしまい、胃袋に負担をかけることになってしまった。

 普段、女の子が持つような小さなお弁当箱で昼食をとっている私には、もう十分満腹なのだが・・折角の機会だから蕎麦一枚位なら食べられるだろうと腹をくくる。

 実際コーヒー一杯で済ます、という手もあったのだが・・・ここまで来て、それもねえ。と相変わらずの貧乏性なのであった。

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