遠方より(一人は中国)客人があって、昨夜はとっておきのお酒を開封した。
と、その前に日本酒についてちょっと書いておこう。
ウチの嫁さんは秋田出。秋田人DNAをしっかり受け継いでいて、今は飲まないがかつては酒豪であった(一升軽く行く!!)。東北でもっとも人口が少ないのに、酒税は一番払っている! どんだけ酒好き県民かわかる。しかしながら誤解を恐れずに書くと、総じて秋田の日本酒は、「重い・雑味というか色んな味が詰まっている」。そこら辺りが淡麗な酒が多い越後に比べて、好き嫌いが分かれる所だ。
しかし今年正月。秋田に行って実家でお勧めいただいた酒は、甘いか辛いか、淡麗か重厚か、なんて超越した所にある。日本酒の原点はこうじゃないのか、と唸らせる絶品だった。
チーム日光の棟梁の結婚式があったので、取り寄せようと思ったら冬季限定製造のためもう在庫きれだった。通販の幾つかをあたったら、3本だけ残っていたので、すぐさまゲット。二本が新郎新婦の堅めの杯ように献上し、残りがこの一本だった。
名前は「ど」という。純米のにごり酒、それも発泡性あり。当然生酒。発売当初は爆発したりしたらしい。キャップに圧力逃がしのバルブがついている。だから横にすると漏れてしまう。
どぶろくを模したにごり酒は、アルコール添加したものが多く、悪酔いするが。これはまったく飲み口も後味もさわやか。どぶろくの重い感じもない。甘い、辛いも気にもならない 一言「美味い!!!」のだ。
日本酒好きには、目から鱗の絶品酒である。
この冬。新酒が出来たら是非飲んでほしい。私一押しの日本酒 秋田八森の白瀧の「ど」です。
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コメント
こんなに美味しいお酒はなかなかないですねぇ。あっという間に一本空けてしまいましたね。予想通り、悪酔いしませんね。
こちらの記事を読んで興味がわいたので、私も通販で「ど」を購入し、今日飲んでみましたが…
結構ガツンときますね(>_<)。
私にとっては、あっという間に飲み干せる代物ではなかったです。
> Mr.トリデさん
これまでのどぶろくはすごく重く、雑味も結構多かったのですが。これはスパークリングだし、こんなに飲み口良い濁り酒は他に知りません。普通の日本酒よりはガツンとくるかもしれませんが・・・。私的にはもっとも襲撃を受けたお酒です。私の中では一等賞ものです。