予想外！！雪が積もってきた

　「関東地方　北部山沿いは一時雪でしょう」

　冬の間、何十回も聞く天気予報のアナウスである。

　が、北部山沿い、というのは群馬県の沼田地方か、栃木でも奥日光や那須山麓あたり、と当地の人は高をくくっている。
　だから新潟県で記録的な大雪であろうと、他人事。という空気が大勢であったと思う。今朝までは・・・・。

　こうした冬型の降雪は、日光山地にせき止められて、先端のごく一部が、降りかかってくるだけ。これを当地の人は「ふっかけ」と呼ぶ。

　パラ、と降るが積もるまでは降らない。

　春の雪は、移動性の低気圧が南岸から関東地方に近づき、それが張り出した寒気に冷やされて関東平野に雪をもたらす、これを「里雪」と呼ぶ。雪慣れない平野の人は大混乱に陥るわけだが、これは春の雪である。温かい雪ですぐに溶けてしまう。

　今週初めの雪は、どちらかというと里雪、春の雪の降り方だ。

　でも今日の雪は、完全な冬型。日本海側の雪雲が日光山地を超えてここ山麓まで雪を降らせている。雪の粒は小さいが、現在でも気温はマイナス4度。これは溶けないし、意外に積もる。

　久しぶりの冬型の降雪である。

　これはひょっとすると先の降雪７ｃｍを超えるかもしれない。

　昨日再来週実施予定の林道補修作業の日程を決めたばかりなのだが・・・・・3月まで無期限延期になってしまうかもしれないなあ。