スキー技能テスト一級を持っているが、同じく一級なのが「焚き火技能検定」である。(冗談だからね信じないように)
一級を自称する位年季が入っている。小学生時分は、川しか遊ぶところが無かったから、毎日水中メガネとヤスそしておにぎりと塩、マッチを持って川遊び。川魚を突いて、焚き火を起こして焼いて弁当のオカズとしていた。
最近同行者がいなくて、行っていないが、夏休みの沢登りも、主な目的は、渓流で焚き火をして一杯やることで、小雨位なら火をおこしている。
ぬれた倒木を燃やす裏技というのも、幾つかあるのだが、そうした上級編は置いておいて。薪ストーブの愛好家の情報サイトなど見ると、上手く火が起こせません、なんてのがあってちょっと呆れ、気の毒になるのだ。
まあ着火材やガストーチなど火を起こせれば何を使っても構わないのだが、一応自称一級の火入れ方法を紹介しておこう。
私の薪ストーブはサイドドアが付いていて、これはとても便が良い。二週間に一度灰の掃除をするとき以外は、フロントドアは開けない。火付け、薪の投入は全てサイドドアから行う。
中ぐらい薪、3本を用意して、二本を平行に置き、その上に細割2,3本をブリッチ状に置く。その上に3本目の薪を載せて、後は新聞紙一枚、ざっくり丸めてその下に置くだけ。後は火をつけるだけで1分で火付け完了となる。サイドドアは火が廻るまで少しだけ開けておく。全開にするより、風速が早まって都合が良い。
細割の代わりに山桜の皮や杉皮を載せることも多く、細割はミカン箱2個もあれば、一冬持ってしまう。
それも工務店の端材を貰っているので、切って長さを使いやすくしておく準備期間というのは、1時間位だろう。
薪ストーブの使用説明書には、細割を火室中央にピラミッド状に積み重ねて・・・・なんて書いてあった。それを忠実の実行している人や、着火材を買っている人は、参考にして見て欲しい。
薪が乾燥していれば、新聞紙一枚と細割2本で他愛も無く火は起こるのだ。
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