やっぱり野湯へ行く

LIFE
 真昼間からイワナ料理で酒など飲んで昼寝する、普段ではできないことをしてすっかりオフモードを楽しんでしまう。夏休みだ文句あっか?という感じ。
 そして3時のおやつは、前日沢に冷やしたままにしていた「スイカ」。折角担ぎ上げたんだから食ってやらねば・・・ねえ。
 
 このスイカのお陰で遅れ疲れ、そして野湯が見つからなかったことで、昨晩私の頭の中で、予定の変更を思い描いていた。昼間からの宴会も、本来なら夕方したいけど、そのスケジュールの中で致し方ないことだった。
 つまり釣ったばかりの活き造り料理を楽しむ代わりにイワナ料理は昼で終了。そして午後は、入れなかった野湯のリベンジに向かう。
 
 実はこの沢の下流部には、もう何回も利用している野湯・原始温泉があるのだ。今回はあまり歩きたくない、という合意のもと、 予定外だったが、入りたいもの入れなかった悔しさに代えられず断行することにした。明日と合わせて余分に3時間くらい歩くけど温泉の魅力にAは素直に従うのだった。
 
 ここの野湯は完全自然のものではない。ダムの管理棟建設の際、ついでに作ってしまったと思われる。手が入れなれないほどの熱湯流れる湯川を引き込んで露天風呂が作られていた。
 日暮れ間近到着すると先客は無し。一晩野湯を独占だあ。 
 
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