危機一髪で脱出

LIFE
 水を得た魚のように、温泉を得たA君は俄然元気になった。
 夜中冷え込んだこともあったけど、何と夜中に3回合計6回も入浴したとか・・・・・・何でも好きなようにしたらええ、滅多にないオフ、休みなんだから。
 開けて三日目。イワナも釣ったし食べたし、野湯にも入ったし、スイカも食った。大方の目標達成である。沢から出たら秋田駒ケ岳の高山植物でも見に行くか、なんて前日話していたのだが・・・・・朝5時頃から雨が降りだした・・・・・・(;▽;)。
 なんか嫌な予感がして・・・・・朝食もとらずに撤収。崩壊林道がこれ以上壊れたら出られすに閉じ込められる。
 ずっと急登1時間半。それから30分林道を歩いて車の回収。段々雨が強くなる。
 
  8時に林道を出て国道に戻って一安心。
 が、それからである。土砂降りの雨が降り続く。沢は見る見る増水し茶色に。秋田県北部に大雨洪水警報が発令される事態に。
 沢の上流部に泊まっていたら、帰れず閉じ込められたこと必定。林道崩れてお盆休み明けまで停滞させられたかも・・・・・。危機一髪の帰還でした。
 
 帰りに「御所掛温泉」にて入浴して今回の山旅道中 終了。長々とお付き合い戴きありがとございました。
おしまい
)

 
野湯の隣でシュラフカバーだけで爆睡するA君 

コメント

  1. べっち より:

    セーフでしたね♪日頃の行いがいいからか!? でも、世の中いい悪い運はカミヒトエなんですよね~。無事でなにより・・・。

  2. 千休 より:

    まさに紙一重。行くのはそんなギリギリのサバイバル能力錆びさせないため、ということもあります。昔からすれば,イージーな山行ですが、登山道も山小屋もない沢には、それなりに格好の緊張感が得られます。
    程よい緊張とスリルが心身にちょうど良いかも。

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