熊野古道紀行7 食らう

LIFE

 今回のルート。3,4箇所位人里というか、何かしらの商店がありそうな集落を通過するのは、知っていたが・・・・。コンビニがあるとは・・・・思っていない。

 

 だから食料だけは5日分背負っていた。一日1合、都合5合の米(朝・夕食分で5日分)と3食の即席ラーメンだけど。道中ほぼ想像通りで、途中本宮大社前で即席ラーメンと、行動食(ビスケットなど)や即席スープなどを買い足したのは、想定内の行程。
 
 それ以上、思った以上に酒屋・カフェに出会えビールなど買えて・・・飲んでしまって・・・・ストイックな参拝とは、ちとかけ離れたような気もする。
 
 何日か山中に入る場合、これまで持ち込む「野菜」というのは・・・・やはり重量やスペース効率を考えなければならず(つまり葉物など軟弱野菜は論外、容積大きいキャベツなんかも論外)、根菜類も火を通すのにエネルギーを使うものは敬遠する。結果大体がネギとゴボウに落ち着くというのが私のこれまでである。
 
 今回初日のJAストアーで買い出しをして・・・結果的に買った野菜は「インゲン」のみだった。これが朝夕食そして昼食のラーメンに添えられる。毎回2.3本でも・・・・基本即席食品のオカズだから、一品でも生野菜が入っていると、味も気持ちも雲泥の差なんだよね。
 
 三日目の朝、本宮大社に向かう前に柑橘の無人販売所が・・・・・ここで清見オレンジをゲット。
 以降ビタミンCの補給ができて益々ぐっとですね。

 

 そして中辺路古道ルートの最後になった牛馬童子。その国道に降りていくと道の駅があった。ここが田辺駅へのバス停になっている。
 
 ここもいろんなものが安くて驚くのだが・・・・。
 
 「めはり寿司」というのを頂く、海苔でなく高菜漬けの葉っぱで酢飯が巻かれているおにぎり風・・・・名物らしい。と同じように当地の名物が「さんま寿司」。鯖寿司のような押し寿司のセット品が昼食となる。

その前に、もう歩かないと決まったら・・・・鮎の開きでまた一杯飲んでしまう。

 

 
 しかし初日に、熊野速玉神社に入った時に「名物さんま寿司」の看板がやたら目に入り・・・・・。紀伊半島にさんま????かよ、と思ったのだ。関東人にとってさんまとは、北海道沖から銚子沖位を回遊している魚かと思っていたのだが・・・・。
 
 これが大間違いで、熊野灘まで南下する回遊魚らしい。初めて知った!!!!。
 
 和歌山は、さんまも捕れるのか、地魚かと思っただけで美味しゅうございました。
 
 そのバスに乗り田辺駅に向かいます。連絡がよくすぐに、新宮行の特急に乗れました。しかしこの列車、車を置いてある那智には止まりません。2駅手前の勝浦駅下車です。マグロ基地で有名な勝浦港を散策するのもよかろうと降り立ちました。

 

 午後4時という中途半端な時間帯でしたが、地マグロを出す店見つけました。
 クジラ、ウツボ料理も頂きまして、オオトリの本マグロは・・・・・一生涯でもっとも美味かったマグロでした。

 

 

 

 

 

 
 

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