今年の冬は雪が少なくて・・・・平地の今市でも、積もったのは３回位だった。山の方も多くはなく、というより極端に少なく、「カマクラまつり」「犬そりイベント」などいくつもの雪絡みのイベントが中止を余儀なくされた。
スキー場など、雪が命の業界ばかりが影響を受けているわけではない。
日光市は、日光の山に振った雪雨に水を依拠している。（もちろん下流の市町村は言わずもがな）
有名な華厳の滝は、上部の水門にて水量調整されている。見た目のためではなく、発電のためだ。観光資源だから、発電優先で滝の水を止めるわけにはいかない。が発電で生きている会社だから発電しないわけにはいかない。匙加減に苦慮しているそうだ。
また中禅寺湖は、先週船釣りが解禁されたが、水位が低すぎて桟橋から船にアプローチできないほどだという。こちらも影響大らしい。
そして華厳の滝下流にあたる大谷川の様子↓。兼業稲作が殆どの当地では、GWに一斉に田植えが実施される。田に水を引き込むこの時期流量が極端に少なくなるが・・・・・・。今年は少なくなるどころか、この水量ではとても末端の田んぼまで水は回りそうもないと農家が嘆いていた。
異常に降りすぎて水害がおこり、もう翌年には、こうした水不足がおこってしまっている。どうにか「普通の」四季が巡っていただくように願うばかりである。
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