合った暖房スタイルとは・・・・TPOによる

STOVE

 12月29日のもう一方のストーブ工事も紹介しておきます。こちらの方も12月の第三週に「薪ストーブが欲しい」と飛び込んで来られました。

 

 時間もないので、早速その日に訪問してみると・・・・。こちらはストーブ云々よりも・・・・・・・置かれる建家が・・・・・・少々問題でした。
 借主さんは、新年からこの土地で就職するために、東京から引っ越していきます。
 
 しかしその借家は、築年数も結構経っており、杉並木の下で、日光がほとんど差さず、オマケに目の前には沢が流れています。当地生まれの私でも「この家寒そう・・・・・」でした。
 だから薪ストーブと考えるのでしょうけど・・・・・何度も書いてますが、こんな方にこそペレットストーブなんですよ。薪ストーブよりどれほど役に立つか、説明申し上げる。
 
 イメージしてみてください。仕事から帰ってそれから点火して、飯や風呂の準備をして・・・・でも薪ストーブって鋳物なら一時間は熱を発しないのですよ。どうにか暖を取れるようになるまでに2時間近くはかかるでしょう。そしてその間空気を送って、薪を足して・・・・面倒見てあげないとしっかり燃えてくれないのです。部屋が温まった頃には就寝時間です。
 で、後は薪ストーブは消火に向かうだけなので・・・・・・・朝には布団からでられない室温に逆戻りです。朝の炊事や身支度は大変です。何のためのストーブなのでしょうか???。
 
 こうした断熱性が全く期待できない建家で、一人暮らしをする場合は、絶対ペレットストーブです。鋳物薪よりも早く熱が出てきますし、途中面倒見なくても、燃料さえ入っていれば黙って燃えてくれます。それを終夜焚きすれば、朝の身支度も楽々です。一晩焚けば燃料費は600円ほどかかりますが、これで寒い思いしないで寝られれば安いものだと思いませんか??。

上部は神棚スペース。念のため、軽カル板を天井に追加。温度等をモニターしてもらって追加の対策が必要なら対応します。

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