薪ストーブ工事の9割は煙突だ

STOVE
 薪ストーブを導入しようとする人は、どの機種がいいか?、大きさは?燃焼効率は?価格は?
なんて悩んでいることだろう。
楽しい時間ですね。
でも設置工事する方は、極言すれば、本体はどうでも良いことで。意識のほとんどは、煙突工事に行っている。
機能的にも、本体がどんな人気ストーブだって、煙突がいい加減なら能力は発揮できないし・・・。
コスト的にも、本体と同等かそれ以上の金額が煙突工事にかかる場合が多い。
其の辺の所、意識がない方は、総額を聞いて諦める方が多いこと。
予算があっても、煙突設計は簡単ではない。
既存の家に後付けなら、それは煙突工事に99%といってもいい程気を入れなければならない。
昨日呼ばれて下見したお宅。ご主人は、壁抜きで・・・・と簡単に考えていたようだけど。
その外壁のすぐ外側には境界ブロック塀その上には一階の軒天が・・・・。軒を逃げれば、隣地に越境してしまうし、軒天を抜いても、今度は二階の屋根の軒天が干渉する。
2階部分も抜くか・・・・役物で逃げるか・・・・さてさて思案橋
横引きも含めて、高価な役物を使って曲りを多くするくらいなら、いっそそのまま一階の天井と屋根をまっすぐ、ブチ抜いてしまったほうがコスト的にも、メンテナンス的にも良い、という診断・見積になりました。
 
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