今年最後の工事の一つが、薪棚の制作でした。
「幾らくらいでできますか?」と聞かれましたが・・・・・・こればっかりは、予算のかけ方次第。
「幾らまで出せますか?」とお聞きして、その中でのやり繰り、という作業になります。
例えば、本当に予算が少なければ、単管パイプで、ということも考えなければなりません。
最低条件として、木製で、丈夫なものというオーダーでした。最初の見積を出すと、「もうちょっと下げたい」ということでしたので・・・・・・・。
こちらの工夫としては、塗装はセルフでお願いし、また屋根材や材木などロスがでないよう、最小限の材料で済むように各部の寸法を決めさせていただきました。また刻みも最小限、2間の材木はなるべくその寸法で使うようにし、現場ではビス止めだけ、と作業手間も下げました。
また構造材は、日光杉の乾燥材という一般住宅に使われるものと同等品を使って、狂いや丈夫さのグレードは落とさず、転び止めの材は、安価な貫材を使うなど、メリハリをつけることにしました。
結果このような薪棚ができました。
転び止め材が無塗装なのは、後で追加されたためです。
後ろは擁壁ブロックの上に乗っております。のべ18mのフェンスも兼ねた薪棚です。
乾燥の促進のため、床板は貼らず、40cmクラスが二列置ける構造としました。約16立米の薪が入ります。
国府田産業
コメント
16立米というと、昨シーズンのわが家の薪の消費量からするとちょうど2シーズン分。
それだけの薪を調達できるお宅と言うことでしょうかね。
フェンスを兼ねているというところもいいなぁ。
> 911gekkoさん
ご希望あれば何時でもお作りしますけどね。