利根沼田テクノアカデミー所長さん来訪

LIFE
 「利根沼田アカデミー」という団体が、お隣の群馬県に設立されたと知ったのは、一昨年の日本経済新聞記事であったと思う。
 建設業に携わる人材が減少し、このままでは、事業の継続だけでなく、人材も枯渇してしまう。そのための人材育成を計る民間の専門学校というか、研修施設の設立である。
 こうした意図は、私も業界の末端に関わるものとして、同様の危機感をもっているし賛同したい。実際社業の維持を期待する職人、後継者難は切実だ。記事によれば、来年の新年度から「左官コース」も開設されるとか、これには大いに期待していたのだ。

 ただ生業忙しく、そのままになっていたが、昨日その所長さんがあちらからやってきてくれた。
 板金、大工、瓦、設備・・・いくつかコースがあるようなのだが、予定通り来春から「左官コース」も始まる予定らしい。今年までの二年で予定の年20人定員を上回る研修生を送り出しているのだが、来春入校予定者がまだ10人とか。それで研修生募集活動の一環で、来てくれたらしい。

 基本3ヶ月の全寮制。年齢制限等はないが、基本は、就労支援、人材開発の施設なので、新卒学生がそのまま入校することはできるが・・・。基本は企業に籍を置きながら若年社員が3ヶ月研修を受ける、というパターンが基本のようだ。

 AIなどテクノロジーや、IT産業が隆盛しようと、現場で材木やセメント造作をする職人は今しばらく無くならないはず。しかし実態はひどい職人不足で、このままでは近い将来建築、建設業界は崩壊しかねないほど深刻なのだ。だからこうしたアプローチには応援したいし、当社に入社希望者の研修にも利用できたら・・・とも考えている。

 来春新卒者を受け入れる関東近郊の建設関連の企業者の皆様。国の補助金制度もありますので、自己負担は少ないようです。是非ご活用を検討してくださいね。
「利根沼田テクノアカデミー」
www.t-academy.jp/setsuritsu.html

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