3次元パズルのような排気取り回し

STOVE
 ただでさえ・・・・・・ストレス過多の毎日なのに・・・・・・

 気を取り直して・・・・書き直し・・・・・人間辛抱だ・・・・。

 火曜日の工事をダブルブッキングを承知して決行したのは、設置したペレスターHPS110が薪ストーブのように鋳物の外装を備えており、重い!から。搬入の時だけ3人動員する必要があった。

 しかし今回の見所は、排気管の取り回し法。まず広い掃き出しサッシ側にはサンルームがついていて、壁がない。おまけにそのサッシ脇の柱から135度鈍角に折れていて・・・四角い部屋じゃないんだな。
 お客様は、置きたいけど、置き場所がない、と言われていた位。その斜めの壁を背負って置ければ良いのだが、この前は動線で塞げない。

 部屋を見渡し・・・・・ピンポイントで排気管の行程を見つけ出した。ペレスターは向かって左側に排気取り出し口があったことが幸い。サッシ脇柱に本体半分背負わせ、斜めに広がっていく壁との45度の隙間に排気管を立ち上げる。天井下まで伸ばした後、天井下の角を斜めに沿ってデッキ側のサッシ上に向かい、45度で振って外に出す。軒が長いので、先端まで伸ばし、鼻隠しの下で支点を取る。
 ここにしか置けない、処に置いてかつ排気管をもっとも目立たなく、ネガのない取り回しに成功する。

 我ながら、良い設計、エヘン!と自慢したところで、一般の方には「そうなんだ」位の感想だろうから。自画自賛親父の自慢話はここまでにしておこう。(二枚の写真で↑の排気取り回しを想像してください)

 3箇所の曲がり、3次元的な取り回しで、延4mあまりになった排気管。通常はストーブの排気能力からすると許容の長さだけど・・・・・。通常の国産ペレットストーブはFF方式。つまり排気管が二重になっていて、中を排気が出ていき、その外側を吸気が外から入ってくる。この道中が長いのと、曲がりが3箇所もあるので、抵抗が多い。それで吸気経路をストーブ内で切断して、部屋の空気を吸って燃えるFEという方式で接続してある。

 その甲斐もあって、綺麗に燃えてくれました。

表示が変だ???

 

 

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