ヘリテイジのマイナーチェンジ

STOVE
 輸入元代理店からアナウスありませんが・・・(長野県人はおおらかだから)
 ヘリテイジは昨年マイナーチェンジされております。気になって昨日は出張して現物を確認してきました。
 ヘリテイジ購入を考えている方も読者にいるようなので簡単にレポートしておきます。
①灰受けボックスがオプション、つまり標準で付かなくなりました。
 前にも書きましたが、使い勝手がイマイチ悪かったアッシュパン、無くなちゃいました。他にも灰受け皿のない薪ストーブってあります。ユーザーとしてはあれだったら無い方が良いかも、と思いました。灰処理はスコップで浚うことになります。こうした場合、燃え残りの炭が混入してしまいますが、ヘリテイジの場合。火室高温が維持されるので焼けぼっくりが少な目です。神経質な方以外は問題ないでしょう。サイドドアも結構広めなので、フロンドドアを使わずに掃除も可能ですね。
 
②サイドドアが横ヒンジから下部ヒンジに変更 左右セレクトも可能に
 サイドドアが横に開くのではなく手前に倒れるように開くようになりました。使い勝手がどっちが良いか???わかりませんが。立ったま薪を補充できるから良くなった???少なくても薪の木粉やら破片が床に落ち辛くなる点は○ですね。
 それよりも左右選べるようになった点は大きい。一般に薪ストーブはサイドドアがあったとしても左右どっちか、ですから。室内レイアウトの都合で好きなストーブを諦めた方も多いと思います。サイドドアの利便性を最大級賞賛している私としては、この変更を支持しますね。これで使い勝手、動線、レイアウト・薪置きスペースなどの制約が低減されます。
 
③鋳物フレームもデザイン変更
 ソープストーンを包み込んでいる鋳物フレームはこれまでより、直線基調のよりシンプルなデザインになっております。この辺りは好みの問題ですね。米国製ですが、欧州的になってきました。また和風・洋風・古民家・ショールーム いろんな部屋によりマッチするようになった気もします。
 ま余談ですが、ハーツストーンは米国ブランドですが、スペインのヘルゴン社の子会社であり、鋳物部品はスペイン製です。つまり欧米合体の製品というわけ。そのあたりもデザインに影響を与えているのかもしれませんね。
 
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灰受けボックスが無くなった

サイドドアが手前に開く構造に。写真は横に障害物があって途中だけど、実際は90度まで開く

コメント

  1. 超7 より:

    この前このタイプを一台納品しました。
    灰受けは、使いづらかったのですね。
    自分は灰受け好きじゃないし、コスト優先の案件でしたので、オプションでしたので、削りました。
    左勝手がデフォルトですが、右勝手も注文することができるようでした。
    ソープストーンのヘリテージ、あこがれのストーブです。
    製作者のサインなど、本物のクラフトマンシップが息づく、素晴らしい製品だと思います。
    いつかは自分も焚いてみたいです。

  2. som**bito より:

    > 超7さん
    コメントありがとうございます。石製ということで一種特殊な扱いを受けているようなイメージですが、使ってみると暖房器具としては鋳物を上回る性能と使い勝手。まわし者ではないつもりですが、正しい情報をレポートしようと思ってます。

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