伝承によれば、仁徳天皇の時代からある社らしい。平清盛や後白河法皇の参拝も記録されており、参拝者の隆盛は江戸時代までも続くのだ。
何でも伊勢神宮と熊野三山を通してのお参りが多かったらしい。
そうした1700年以上とも言われる信仰の対象たる神社と、その参道を維持してきた「古道」が「世界遺産」に認定されたわけである。
「百名山」とか「世界遺産」ハンターではないのだが、やはり世界が認めた「歴史的価値」というというのは、日本人としては、知っておかねばならない、と思ったのだ。
調べると、いろんなルートがあって・・・・当たり前だが京都から西回り3週間コース。東回り4週間コースみたいで、フリーな生活者でなければ、どのコースも一気に歩けるものではない。
2年前は「中辺地」コースという和歌山県田辺市から熊野本宮そして那智大社を巡るコースを「逆ルート」つまり「帰り道」を4日間、大体60km位だと思う、を歩いた。
そして今回は「伊勢路」コースという、つまり伊勢神宮から熊野に向かうルートを歩くことにしたのだ。それも150kmオーバー。一回のゴールデンウイークで歩けるものではない。
だからここからここまで、という要望があるわけでもなく、ここからここまでだったら歩けるかな???という大雑把なコースを決める(元々離島に行く予定のGWだったので下調べ不完全なのだ)。
そんなわけで、体力含めて準備は不完全なのだが・・・・ちゃんと逃げ道、というかエスケープルートは確保してある。
つまり今回も峠を際限なく越えるわけだけど、谷間の集落というが入江の村には紀勢線の駅があって、いざとなったら日に数える程しかない列車だけど、駅さえつければ、どうにかなろうだろう、という魂胆なのだ。
さて29日初日から大雨だが、これは気にならない、熊野まで11時間オーバーの移動日だから。途中では愛知名物きしめんで昼食
そして日のあるうちについたので、そうした中間の駅を確認して食料補給の商店とか、集落近くの野営地などチェックをして・・・・・・むこう3日くらい入れそうもないから、温泉に向かう。
そして今宵の宿は道の駅駐車場なのだ。
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