このストーブ、鋳物の薪ストーブイメージで作られており、実際外板や天板は鋳物で出来ているから、ペレットストーブなのに、少々重いのが難点だ。ふたつの工事をバッティングさせたのも、3人で搬入できる、という思惑があったからだ。
それ以外の今回のポイントというのが、排気管の取り回し。下見に行く前に、掃き出しサッシの外にはサンルームがあって・・・・・取り付けたいが無理かも、と言われていた。
確かに・・・・・・・これまでの施工の中でも難易度高し・・・・・・
置きたい場所は、スペースや部屋の動線を考えるともっともな位置。
でもなんとか、排気管のスペース、取り回しを考えだした。
置き場所部屋の角が135度の鈍角になっており、排気管をストーブを正面に置いて、後ろ側にできる壁面との45度の隙間沿いに立ち上げ天井下の入隅を通して、45度のエルボでサッシの上から抜き、そのまま軒天先まで伸ばして鼻隠しで吊って・・・・・・・。
と道中3次元的に、3回折り曲げ、延長さ4mを超える、という中々の煙突設計なのだ。下の二枚の写真で排気管の通って所を想像してください。
エヘン、と自慢したところで・・・・・一般の方は「そうなんだ」位でただの自画自賛親父め、程度の感想だろうから、ここまでにしておこう。
通常はFF式といって、排気管が二重になって、内側を排気が出ていき、外側を吸気が外から入ってくる構造なのだが。ここ排気管が長めで且つ曲がりも多いので、あえて室内空気を燃やすFE仕様に換えて燃やすことにした。
苦労の甲斐あって綺麗に燃えてくれましたね。
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