リフォームは、まず使い勝手が最優先

WORKS
 何時も書いてますが、庭も家も、住まう方の年齢や時代とともに、使い方が変わってまいります。
 こちらでは、お子さんもお嫁に行かれて早10年余。現在ではお母様とワンチャンの暮らしです。
 となれば、お庭は、草花栽培とワンチャンの運動場の専有状態。
 最初に付けたアコーディオン門扉では、隙間から、あるいは乗り越えて外に出てしまう。もっと目の詰まったアコーディオンに付け替えて欲しい、というオーダーでした。

 アコーディオンタイプですから広がれば、部材の隙間も広がりますし、一般用としてはそれほど背の高い製品が無いんですね。
 
 まあここにもワンポイント隠れています。つまりリフォームの相談に来られる方は、現状のものイメージ染み付いてますから。現行品の延長で、あるいはそのまま「更新」と発想される方多いんですね。
 例えば「ウッドデッキが腐ったから更新したい」と言われて・・・・すぐに「ハイ」と言わず、「これからも使われますか?」とまず聞いてしまうんです私の場合。
「そうだなあ、子供も大きくなったし、もうバーベキューしないし・・・・要らないかも」
 となることも多いんですね。

 今回も現状は↓の状態。犬の飛び出しを防ぐネットやラティスフェンスを針金で扉の上部に縛り付けて開閉不能でして、もう出入り口の用をなしておりませんでした。
ビフォア

既存石塀との隙間は15cm位、猫ならまだしも犬は抜けないと思うんだけど・・・・・・慎重をきして塞いでくれ、というオーダーで現場に使われていたネットを結束バンドで装着、という図。


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