ヘリテイジの大掃除

STOVE
 薪ストーブの煙突掃除というのは、何時も自分のところが一番後回しになって、10月頃慌ててやっているのだが。そんなズボラ人間でも、本体内部の清掃は秋まで後回しにしてはいけない。
 内部に溜まった灰が湿気を吸って、鉄部分を錆びさせるからだ。
 それで本日大掃除を敢行。
 この石製のストーブ。6面ある構造面はすべて石製だが、それを支えるフレーム部分は鋳鉄である。薪ストーブは、鉄を如何に錆腐食を防ぐか、で寿命が決まる。 少々のサビはどうやっても発生するから神経質過ぎてもいけないが。無頓着で腐食を進行させると・・・・・・・。大きな要因は夏場の湿気管理と、集成材など化学糊が使われた木を燃やすことだ。

 このストーブはフロンドドアも大きく、サイドドアもある、内部も広くできているので、掃除はやりやすい。
 が、ちょっと手間を食うのが、底面。私のヘリテイジは旧タイプなので、灰落しのグレードがついている。この作業性がすこぶる悪いので、二年前から使わなくなった。スライドしてスリット穴を重ねて下に落とす構造なのだが、現在では閉じたまま。この部分の両側にもタイル状のソープストーンが貼られている。が壁面部分とは2cm位の目地の谷がある。つまりグレードとの間も含めて、燃焼室の底は結構深い目地が回っている。
 それなんで、ここに灰が貯まるわけだ。几帳面な方はどうなのかわからないが。ここの溝に溜まった灰を掻き出すのは今日、年に一回のみだ。

コメント

  1. 911gekko より:

    参考にさせて頂きます。
    4/29の朝に焚いたのが最後で、1週間焚きませんでした。気温も上がってきて、もう火を入れることもないだろうと今日午前中に炉内の灰を取り除いて、炉内とストーブ周りを掃除しました。炉内は灰落しのグレージングがないのでシンプルですが、それでも炉内の底の周囲の溝に溜まった灰を掻き出すのに結構手間がかかりました。細かいところに以外と多く灰が溜まっていました。

  2. kouda より:

    > 911gekkoさん今日の記事に書いたように、イージーに扱えるストーブですが・・・どんなストーブでも、メンテナンスだけはそれなりに几帳面にしたほうがよろしい。このストーブの場合、底面の目地部分の灰の撤去さえ、几帳面にしておけいて防錆油塗っておけば、大体問題なしです。
    煙突掃除も、簡単にできるよう造作しましたので、ブラシだけ買っていただければ、6尺の脚立ひとつで、
    ご自分で簡単に作業できるはずです。作業手順はお教えいたします。

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