日光の山にメガソーラー発電所計画

TOWN
 栃木は安い土地も多く、冬場の晴天率が高いこともあり、ソーラー発電所建設が盛んである。が、こともあろうに、前日光山地の横根高原に106ヘクタール(東京ドーム23個!)ものメガソーラー発電所が計画されている。
 
 私は脱化石燃料、再生可能エネルギー推進の立場をとっているけど。その根幹である自然度の高い森林を大規模伐採して進めるこの計画は、本末転倒であり、私企業の利益のための無謀な計画だ。景観を壊し、土石災害のリスクを高める。一利だけあって百害だらけの計画をスルーしてはいけない。

 予定地は、鹿沼と足尾をつなぐ県道・粕尾峠周辺。この辺りは標高1100m。峠であるから渡良瀬川と思川を分ける分水嶺にあたり、水源でもあり、前日光県立公園でもある。付近には、井戸湿原や古峰神社を始め、修験の山々が連なり前日光地域でもっとも自然資源が豊富な処だ。

 また足尾銅山の排煙で枯れてしまった山々に市民の手で、植樹作業を繋いできたその足尾の山での伐採開発である。

 立場が右であろうと、左であろうと。市民運動が嫌いな方でも・・・・・これを座視してはならない。日光市民の「プライド」が問われています。

 当方この署名運動の「呼びかけ人」に名を連ねております。5月13日の第一回集約にむけて建設反対署名運動展開中。市議会に請願予定。ご協力いただける方は、署名用紙をご請求ください。

なお

4月29日9時-14時。
前日光牧場(井戸湿原入山口)ハイランドロッジ前にて、現地反対署名活動実施します

 ソーラー発電所は、この井戸湿原展望台から目前の尾根に計画されています。

コメント

  1. kun*osu*umu*a より:

    ソーラーは建屋屋上はいい。山を切り崩してするのはおかしい。

  2. kouda より:

    > kun*osu*umu*aさん
    その通りだと思います。行き過ぎた弊害をどう克服するのか、そのための哲学、ビジョンが定まっていない現れではないでしょうか?。コメントありがとうございます。

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