今日は歳時記的話題。
出ました!チタケ(正式にはチチタケ)。おそらく我が庭では3年ぶりの出現です。
お我が家は庭で山菜が採れますが・・・・天然きのこも取れます。
夏はきのこは多くないのですが、この時期チタケは別格です。
きのこ図鑑などで、「栃木県人が異常に執着する」と書かれるくらい。この地では特別扱いです。
この時期中国やモンゴル・ブータンなどから松茸も輸入され店頭に並びますが、栃木県ではその松茸より高価で売られてます。形の良いものだと5つで2千円位!!!!(直径4cm位の傘のものが・・・・です)
真上に細い根っこがあったので、折れ曲がってしまってますが、大ぶりのチタケです。周りを探索しても見つからず・・・・・・一個では・・・・・・でも大きいので、軽く一食分の出汁は取れそうなのでゲットして調理します。
この調理法を知らない人は、汁や焼いたりして・・・・美味くない!と言います。
味も、食感も良くないので、「何で栃木の人はこんなの食うんだろ????」と言われてしまうのです。秋田の山中でキノコ採りにチタケを見せたところ・・・・そんなの食えねえ、と言われてしまったくらいです。
しかしこのキノコの最大の特徴は、名前にもあるように「乳 茸」でして、ちょっと触っただけで表面から白い乳液が滴り出ます。これが他のキノコにない出汁成分なのです。
この出汁は煮出してはダメなのです。油で炒め出さないと。
細かく刻んだ、チタケをタップリの油で炒めます。そこにナスや豚肉のミンチも加えると、これまた素晴らしいハーモニーになります。調味料はみりんと酒そしてめんつゆを加えます。ちょっと甘めがすぎるくらいを意識しためんつゆを作ります。
このアツアツのメンつゆに、冷たいうどんを漬けていただくのが、正統チタケ汁の食べ方です。
今回一個だけでしたので、軽くそうめんを合わせてみました。
うーーーーん 美味いです。他には出せない出汁、感じますね。
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