当社が建っている場所は、５０年前は一面広がる田畑でした。市役所が移転してきて街になった新興住宅街でして。おかげで地価が市内もっとも高価な地点になりました。
農家は地主さんになり・・・・・これも良いことばかりと言えず。当社前の畑は、相続税の際、物納となり、法務局が移転してきました。残った畑と隣人の畑とも、二人の老婆が生きがいのように野菜を作り続けてきたんです。
その一人が昨年他界。もう1軒のほうも、年齢からして営農終了は時間の問題、と思ってみておりました。２軒分で３５０坪位あるんですが・・・・。
それが二週間ほど前に重機がやってきて？？？？？？？？。何と近くのコンビニが移転してくるらしい。
地代が入ってイイね、とやっかむ方もいるでしょうけど。相続税のことを思えば、土地は利用してなんぼ、というか。税金分稼いで生かさないと、国のものになってしまう制度ですからね。
ある営業が、「これって国府田産業にとってプラスですか？」と突っ込んできた。良い視点ですね。
実は畑として生かせないか、と前々から考えていたので、そのプランはボツになり、がっかり・・・・・・。ただ近視眼的には、目前に集客施設ができることは、「冷やかしでペレットストーブ見ていくか」なんて流れてくる客も年２組位は期待できるので、取り敢えずプラス思考で捉えています。
大量の黒土を搬出作業。そこに取り入って販売、造園用の黒土を缶コーヒー数本でゲットする。落ちているものは何でも拾うたち。
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