薪拾い

LIFE

 お盆まで一ヶ月を切り、それまでにやっておかねばならないこと、というのが2,3あった。

 優先順位というのもあるにはあるのだが、やはり天候や、準備、前後の予定そして体調もあるし・・・順位どおりには進まない。

 優先度はかなり低いのだが・・・だからこそ延び延びになっている懸案が・・・・・・。

 娘の同級生の家が、近くなのだが、裏山を伐採したから良かったら薪ストーブ用の薪としてもらってくれないか、と打診を受けていたのは3月の頃だったか。

 薪が向こうからやってきてくれるのは嬉しい話ではあったのだが、そんな事が続いてもう今年の冬用は充分集まっていたこともあるし、近くであるし、暇なとき、で良い。と言われるとつい伸びて夏になってしまった。

 海の日は、天気も良いし(良すぎるのも問題だが・・)これをやっつけよう。

 というわけで、トラックにチェンソーを積んで出かけてみると・・・。

 

 「スギですか・・・・・・」と言い。心の中でちょっと落胆した。

 杉など針葉樹は、勿論木であるから燃える、燃料として使えるわけだが。火持ちが悪く、すぐに燃え尽きる。煤が多い。など あまり歓迎されない樹種なのだ。

 切って、運んで、割って、積んで  と労力は一緒なのに、半分くらいしかカロリーがないわけで・・・時給1000円のはずが、500円しかもらえなかった落胆といえば、わかってもらえるだろうか。

 それでも薪の足しにはなるし、このまま朽ちさせるよりは燃やしてやって方が良いと、落胆をおくびにも出さずトラック2台分拾ってきた。

 まだまだあるのだが、納める薪小屋が一杯なので、続きは小屋が空く、冬に持ち越してもらおう。

 それでも2本ほど広葉樹が混じっていてちょっと得した気分。

コメント

  1. くわでん より:

    へ~、樹種によって燃え方にも差があるんですか。知らなかったです。【木】じゃないけど、竹の燃え方を考えると理解し易いですね。 ところで、【できへんかった】って、何故に突然関西弁もどき!?娘さんから伝染ったかな?

  2. kouda より:

    当地の樹種でいえば、火持ちが良い順に ケヤキ ー コナラ ー サクラ ー クリ 位の順位。もっともこの順位で節・曲がりが多く割りづらい。
    スギは本当にクリの半分も持たない。ただし燃え上がりが早いので焚きつけ時に入れる。ドアを半開きにして空気を送って一気に燃やしてしまう。こすれば煤の出も少ないし、ストーブ本体を暖める予熱用と割り切って使う。
    でもこれが結構「キモ」でして、鋳物ストーブは本体が温まってからが本来の仕事をする。逆説的だが、本体の熱で木から可燃ガスが燻りだされ、それが燃える。炎を轟々上げて燃えるより燃費も良く、ガスも綺麗だ。
    薪ストーブの特質を知れば、針葉樹の薪が2割くらいあっても、かえって都合が良い。

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