建て込んできています。
今日はメンテナンス三連チャン。ペレットストーブは、薪ストーブ同様にメンテナンスが必要です。
薪ストーブの清掃作業は炉内や煙口の灰や煤撤去、そして煙突掃除、というのが主なメニューです。ペレットストーブも同じ木を燃料とするので、灰や煤の除去が必要です。が構造的に相違点があるので、汚れのつき方が違ってきます。
薪ストーブは、燃料を燃やす「火室」そして現在の多くのストーブは再度燃焼させる「二次燃焼室」が本体に組み込まれています。それから「煙突」から排煙されます。薪ストーブはこの火室内の高温ガスが直接ストーブ本体を熱し、その輻射熱で暖房をとります。
ペレットストーブは「火室」の燃焼で輻射熱を得るのは一緒ですが。空気を吹き付けて完全燃焼させるので、二次燃焼室はいらず、高温のガスは、このあとに「熱交換室」に行く、という構造がほとんどです。ここで室内空気と熱交換して温風として暖房し、熱を取られた排煙が排出される、という構造になっています。
熱交換って、エネルギー損失が多そうですが、実はそうでもなく、一般に煙突のドラフトで排煙してしまう薪ストーブに比べて、ペレットストーブの方が「熱効率」が高いと言われています。
そんなわけで、薪もペレットストーブユーザーも、火室の灰は目に見えて貯まれば、燃えないとだれでも気がつきますが。この熱交換室というのは、各社構造が違うので、ここの管理がペレットストーブの「肝」になります。二ヶ月も放っておけば、燃えなくなってしまうものもあれば、シーズン一回で良いものもあり・・・・・・そうした状態をチェックしてアドバイスするのも、メンテナンス作業の重要な所です。
この会社は8本の排気パイプに空気を当てて熱交換する構造なので、定期的(月一回程度)にパイプ内部の煤落としが必要です。
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