まずは昨日のクイズの答えは
ジャーン!「麦飯石」
凝灰岩つまり大谷石と同類に見えます。色も似ているし、種石が入っているように見えます。が花崗岩系らしいです。特徴は、ミネラルが溶出するので、水筒などに入れるとカルキ臭を取り、かつミネラル補給になるということで、そうした製品や水質改善用、金魚鉢の砂利など一時期流行りました。
また遠赤外線効果も高い石らしく、湯船の中に貼ると、ミネラル溶け出すし、汚れを吸うし、ぽかぽか湯冷めしにくい、ということでペンションの湯船に納品したこともあります。
特に最後の効能は、薪ストーブの炉壁、炉台にぴったりジャン。ということで今回採用しました。
実際大谷石より硬いし、欠けてホコリになることもない石の表情も豊かなので、自分で言うのもナンですが良い選択だ、炉台工事にオススメの石のバリエーションが増えた、と喜んでおります。
いい気になって次の名刺作るときは「ストーブ炉台作家」と入れようか、と。
コメント
麦飯石ですか。全然知りませんでした。ので、答えられなくても悔いはありません。
この石ならヘリテイジの、特にシーフォームに合いそうかな…。
> Mr.トリデさん
そうなんですよ。仰る通り。
石のストーブヘリテイジなら、その存在感自体相当強いですから、炉台も自己主張強すぎるくらいがちょうど良い、と思います。色合いもよろしく、ヘリテイジなんかにベストマッチする石の一つだと思いますね。
短期間で、しかもちゃぶ台返し何度もありながらA^^;)よくぞここまで仕上げられましたね。
ちなみに、壁が熱でやられちゃうといけないから熱伝導率低い石灰岩かな~?でも、それにしては感じが全然違う・・・なんて、真逆なこと思ってたsnaでしたA^^;)ゞ
先日の日光旅行で泊まったペンションの売りの一つが麦飯石で作られたお風呂という事で入ってみたのですが、今までにないくらい体がポカポカ温まり、旅行の強烈な思い出の一つになっています。
よくこの記事を読んだら、ペンションの湯船に麦飯石を納品した事もあるとのことで、もしかしたらあのお風呂は御社の納品した石で造られたものだろうか、なんて想像するとともに、いつか薪ストーブの炉台や炉壁を造ることになったあかつきには、麦飯石で造ろうとの思いを強くしました。
> Mr.トリデさん
ありがとうございます。当社でも2,3回お風呂用に納品したことがります。温浴効果が高いとの評判です。がよろしくないお知らせが・・・・・。岐阜の山元では、タイル材の製造を辞めてしまいました。それで今年私の作った炉台も採用できませんでした。幻の石材になってしまいました。残念ながら。